hachikunについて。

うちのコンピュータたち

人物総評

 高知県生まれの高知県育ち。凡人。

 ここ12年ほどはサーバ屋(LinuxまたはSolaris中心)の仕事をしています。元々コンピュータの基礎は汎用機で学び、初期のデジタル電子交換機屋の時代もありました。FACOM M380等の大型汎用機の経験も少しだけあります。これらは古い技術で今は廃れているかもしれませんが、トラフィック制御の概念などは今の仕事にも感覚として生きていると思います。

 現在使っているUNIX系の知識は基本が独学、そして後は現場叩き上げです。北海道で農家の手伝いをしながら学び、今の職場に拾っていただきました。

Linux関係の話ほか

 今の職場では唯一のLinuxデスクトップ使いでもあります。理由はいろいろありますが、最大の理由は職務上デスクトップが対多数リモートアクセス端末と化している状態だからと言えます。正直いってこの手の用途ではWindowsではどうにも使えないのが現状で、ならば一番慣れ親しんだ使いやすい環境という事でLinuxデスクトップを用いています。Linux歴13年、職務でもデスクトップ利用するようになって9年になります。

 本来LinuxというよりUNIX全般が好きです。「計算機とはLoginして使うもの」という概念があったためです。たまたま最初に触れたのが未だ黎明期のLinuxで、その頃世間ではWindows3.1が主流でした。

 こう書くとかっこよさげですが、もう最初は失敗しまくりで大変でした。作っては壊し作っては壊し、どれほどの失敗を重ねたかもう覚えておりません。ですがそのおかげで、ユーザやパーミッションなどUNIX世界の基本的な考え方を、頭でなく肌で理解することができたとも思います。そして自分の街に住むようにUNIXユーザ空間で暮らせるようになりました。

 昔のLinuxブームの折、Tech Linuxという雑誌にwineのコンパイルについての記事を書かせていただいた事があります。当時はwineもLinuxも日本語環境で順調とは言い難く、また私自身も当時は知識が足りず、まさに調整しながらのものでした。

 「トラブルが起きたらリソースとカーネルメッセージ、そして必要ならコードを見る」というのが習慣として染み付いています。知人に話したらそれはUNIX屋の発想だねと言われたので、そう自称しています。

趣味

 文を書くのが好きです。中学の時はまるでダメでしたが、高校では努力の甲斐あって、読書コンクールの佳作をいただけるレベルにはなりました。一生一度は日本SF作家クラブなどの新人賞の選考に残るようなSF小説を書きたいと考えています。現在はとても技術的にかなうものではなく、ひたすら世界観を練り上げ、習作による学習を続けています。

 文はいい。表現とは素晴らしいもので、その翼は天空の彼方へも届くものです。

 単車で日本一周の経験があります。現在はほとんど日常のアシとなっておりますが、これも文章表現のこやしとなっております。