東大寺
奈良市雑司町406-1
 鹿がいる公園として有名な奈良公園の一角にこの東大寺がある。
 なんといっても驚くのは、その大きさ。木造の大仏殿の大きさに驚かされた後、中に入り大仏の大きさを見てさらに驚いてしまう。大仏殿ができた当時(平安時代)はこのひとまわり大きかったことを思うと、さらに驚いてしまう。
 近くには、運慶快慶が彫った8メートルほどの高さがある2体の仁王像、「お水取りの行」で知られる二月堂、そして、宝物殿である正倉院がある。
東大寺の歴史
 東大寺は聖武天皇が病気でなくなった皇太子基親王の菩提を弔うために神亀5年(728年)に建てた仏教寺院(華厳宗大本山)である。
 741年金鐘山寺(きんしょうさんじ)を大和国分寺として、大和国金光明寺と称した。その後、大仏造顕の詔を公布し、金光明寺が造営されたときに東大寺の名が使われるようになった。
 大仏殿は平安時代治承4年(1180年)に平重衡の南都焼き討ちによって、さらに、戦国時代永禄10年(1567年)には三好・松永の戦いで大部分が焼失。現在の大仏殿は江戸時代元禄5年(1692年)に建てられたものである。そして、明治、昭和の二回大修理が行われ今に至っている。
大仏様
 大仏様は天平15年(743年)に皇太子の病疫や、長屋王の変、天然痘の流行、藤原広嗣の乱などの乱世の世の中を正そうと祈りを込めて、聖武天皇が作ることを決定した。天平17年(745年)から造られ始め、天平21年(749年)に完成。そして開眼供養会が行われたのが天平勝宝4年(752年)のことである。
大仏さんDATA
高さ 14.98m
顔の長さ 5.33m
目の長さ 1.02m
鼻の高さ 0.50m
耳の長さ 2.54m
台座の高さ 3.05m
重さ 380t
大仏殿
 大仏殿(金堂)は正面の幅57.012m、奥行き50.48m、高さ48.742mの世界最大の木造建造物で、国宝に指定されている。
奈良公園の鹿
 奈良公園といえば人なつっこい鹿がたくさんいるが、今ではなんとその数1200頭にもなるという。
 春日大社(奈良公園内)を造るときに、神様(タケミカヅチノミコト)が白い鹿にのってやったきたという伝えから、「鹿は神の使い」とされ、大切に保護され今に至っているという。
 奈良公園の鹿は人になれているが、野生の動物で、天然記念物に指定されている。
東大寺HP
1996.12.26
1997.08.02
2003.08.02
2007年8月4日
 今回はSayuたちと一緒の旅行でここに来ました。やはり何度見てもその大きさには感動。子どもたちも驚いていました。
穴が開いている柱を子どもたち全員くぐりました。ここをくぐると頭がよくなるとか・・・。Yutchiは前に来た時もくぐりました。もちろん本人は覚えていません。前の時は1才だったので、余裕ではってくぐれたのですが、今回はちょっときつそうでした。Yahaは大人になってからくぐったことはありませんが、高校生の時に修学旅行できた時に実はくぐったことがあるのです。
Yutchi1歳の時 そして今回
5才のYutchi
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