比叡山延暦寺
滋賀県大津市坂本本町

 延暦寺は天台宗の総本山。「東塔(とうどう)」「西塔(さいとう)」「吉川(よかわ)」などのエリアからなり、比叡山全域を境内とする寺院である。
 788年(延暦7年)最澄が一乗止観院という草庵を建てたのが始まりとされ、法然、道元、栄西、親鸞、日蓮などたくさんの各宗派の開祖が修行をしてきたところである。
 1571年(元亀2年)織田信長が、僧侶らの強大な力を恐れ、寺院全てを焼き討ちにし、ほとんどの建物が焼失してしまったが、1642年(寛永19年)に徳川家光によって再建され現在に至っている。
 

拝観時間 8:30〜16:30(西塔、吉川は16:00まで)
休館日 無休
駐車場 あり(無料)
公式HP http://www.hieizan.or.jp/enryakuji/jcont/index3.html
2005年8月6日
 雷が鳴り続ける中、ひたすら有料道路を走らせ、途中の展望台で琵琶湖を望みながら延暦寺に向かいました。延暦寺の駐車場に着いたときには間近の雲の中で雷が鳴っていました。時折「バリバリバリッー」と激しい雷が鳴るので、しばらく車の中で待機していました。激しい雨が来るかなとは思ったもののそうでもなく、パラパラと降っただけで、おさまったので見学に行くことにしました。
 中はたくさんの開祖の像や絵があり、厳粛な雰囲気の中、すごい方々がここで修行をつんでいたことを考えると、自分は今、すごいところにいるんだという感動と不思議に包まれた気分でした。
 それにしても、こんなにも高い山の中に車も道路も何もないところを登ってきて、たくさんの建物を建て、しかも、生活をしていたことを考えると本当に頭が上がらない思いで一杯でした。本当にこんな自分がこの神聖なる地に簡単に足を踏み入れていることが、不思議でした。
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