松前城
松前郡松前町字松城

 初代藩主松前慶広が1606年(慶長11年)に福山館(ふくやまだて)として築いたのが始まり。蝦夷地警備のため幕府に築城を命じられた17代藩主松前崇広は6年をかけ福山館を修復し、1854年(安政元年)松前城が完成した。日本で最後に建てられた日本式城郭である。
 1868年(慶応4年)4月勤王を掲げた下層青年藩士らで結成された「正義士」が藩政の中心となるが、同年10月榎本武揚率いる旧幕府軍の攻撃により落城。天守閣は昭和24年まで存在したが焼失。昭和36年に復元された。
 現在は国の史跡で松前公園として桜の名所になっている。
 城内は資料館になっていて松前の文化やアイヌについての資料などが展示されている

開館時間 9:30〜17:00(4月〜12月)
入館料 大人350円、小人230円
2010年8月5日
 最近歴史的建造物に興味を持ち始めたYutchiは、松前城には絶対行きたいという願いに応え、道の駅スタンプラリー中にここに訪れました。城を見学した後、「公園を歩きたい」と言うので、Yutchiの足の向くままひたすら歩き続けました。途中松前神社でお祭りが行われていたのでそこへ立ち寄り、獅子舞を見た後「松前藩屋敷」へ行き見学してきました。
 ここら辺は北海道でありながら北海道の気候とは違い、杉林や竹林、ミンミンゼミの声など、本州を感じさせる不思議な空間。まるで本州旅行をしているような気分で楽しんできました。
 大変暑い中でしたが、松前公園を十分に満喫してきました。
戻る