平成9年11月22日(土)〜24日(月)
 JASの新型飛行機で、約2時間のナビケーションつき快適フライトで関西空港へ。そこからは電車で京都まで。
夕方やっとホテルに到着。

 ここは祇園。京都の風情を思わせる町並み。京都って感じがした。
 長い旅路も何のその。京都の料理と、舞妓さんを目の前にするとみんなは生き返るのでした。
 北海道脱出職員旅行第2段。京都・大阪の秋を十分に満喫してきました。
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 禅・臨済宗南禅寺派の大本山。正応4年(1291)大明国師により開山、亀山法皇により開基。創建当時の伽藍は、室町時代明徳4年文安4年、応仁元年の3回火災に遭い、今の建物は、桃山時代以降の再建である。
方丈庭園
石川五右衛門の伝説で有名な山門。大阪夏の陣に倒れた将士の菩提を弔うために建てられたもの。
←琵琶湖疎水橋→
 徳川家康が、京都御所の守護と将軍上洛の時の宿泊所として1603年(慶長8年)に造営。3代将軍家光により、伏見城の遺構を移すなどして、1626年(寛永3年)に完成。
 1867年15代将軍慶喜の大政奉還によりこの二条城は朝廷のものとなり、1884年(明治17年)離宮となり、1939年(昭和14年)京都市に下賜され現在に至っている。
 大仙院のお坊さんの説法を聞いた。かなり強烈であったが心にしみた。大変いい話をしていただいた。
 そのお坊さんは大変有名な尾関宗園。たくさんの本を出されている方だ。
 
 もちろんそこで本を買ってきた。そして、そこで買ったそのお坊さんの教訓がかれた屏風は、今でも私の部屋に飾られている。
人生とは訓練である
わたくし自身の訓練の場である
失敗もできる訓練の場である
生きているを喜ぶ訓練の場である
今この幸せを喜ぶこともなくいつどこで幸せになれるか
この喜びをもとに全力で進めよう
わたくし自身の将来は今この瞬間ここにある
今ここで頑張らずにいつ頑張る

                京都大仙院 尾崎宗園
 大阪を後にして西陣織会館で昼食をとり買い物をした後、バスは名神高速を走り一気に大阪へ。
なんばグランド花月
 
 吉本新喜劇はすごく楽しかった。最初は人で人で座ることはできなかったが、少しずつ図々しく前へ突き進み、終わり近くになって席を立つ人を見計らっていすに座ることができた。
 最後までいた甲斐があって最後の笑福亭仁鶴と大助花子は大うけした。テレビで見るのと違って、あの会場の盛り上がりは何ともいえないものであった。笑いっぱなしでおなかかが痛くなるくらいだった。
 大阪の独自に作り上げてきた文かを体感した。
京の着倒れ、大阪の食い倒れ

 「京都は着るものにお金をかけるが、大阪は着るものより、食べることにお金をかける」といわれるほど食文化が発達している大阪。そんな大阪での夜を十分に満喫。残念ながらたこ焼きやさんは客がたくさん並んでいたので、断念して食べられなかったが・・・
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※ 京の木倒れ、大阪の杭倒れという説もあるそうです。(バスガイドさん曰く)
 信長の死後、天下統一を狙った豊臣秀吉が築城。しかし、秀吉の死から17年後の1615年(慶長20年)大阪夏の陣兵火にかかり全焼してしまう。1629年徳川秀忠により再建されるが、36年後落雷のため焼失。その後江戸時代を通じて天守閣は再建されなかった。そして1931年(昭和6年)大阪市民の熱意により鉄筋コンクリートづくり地上55mの天守閣を再建。さらに1997年(平成9年)になって改修工事がすすめられ現在の姿となっている。
大阪城天守閣
↑大阪夏の陣の時の焼け跡
空中庭園展望台から眺めた大阪市内
 「JAC」と書かれた飛行機があった。同僚のHrokさん「JASなら知ってるけど、JACなんてあるんだね。」それに対してKkgさんは丁寧に教えてくれる。「ジャパン・エア・コミュータだよ」そこでやめとけばいいもののHrokさん「ジャパン・アクション・クラブかと思った。」シーンとしたバスの中そんな彼女の声だけが響いた。周りのみ知らぬ人たちは大笑い。我々仲間もはずかしく皆知らないふり。
 それでもHrokさんはしゃべり続ける。「だってジャパン・アクション・クラブかと思ったんだもん。」見知らぬ人「まだ言ってるよ」と笑っていた。恥ずかしかった。
飛行機から見た函館の夜景
左の明るい光はいか釣り漁船の漁り火
 待ち遠しかった2泊3日の京都大阪の職員旅行もあっと言う間に終わってしまいました。この2日間で京都、大阪の歴史や文化に触れることができ、十分に研修を深めることができました。舞妓さんをはじめとし、和尚さんの厳しくもありがたい説法、いろいろなお寺やお城、吉本新喜劇等など、我々のそばにはない貴重なものを体感した気持ちでいっぱいです。
 行くまでは「大阪の人は恐い」というイメージだったが、実際に触れあってみて全くそんなことは思い違いでしかなかったのです。みんな親切で心の温かい人ばかりで、触れあった人方誰もがよく接してくれました。すごく気に入った大阪、京都。大変すばらしい旅をさせていただきました。機会があったらまたぜひ行きたい場所です。
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