Nhandu carapoensis
ブラジリアン レッド
CB.AD.female
 ブラジルに生息するタランチュラで、体長は7cm、レッグスパンは15cmぐらいになります。脚があまり長くない印象なので、レッグスパンは、そんなに大きく見えませんけどね。

 でもアレですぞ、フルアダルトサイズの大型個体にもなりますと、超剛毛でございまして、なんだか別種の様にも見えてまいります。

 グリーン味を帯びたブラックの地色で、見た感じの通り、なにやら随分とモサモサしております。赤く長い繊毛が脚を覆い、それはそれは美しいというよりは、カワイイ感じでございましょう?良いでしょう?

 市場にNhandu carapoensisの名前で出回るクモ(上の写真の個体ね)は、Acanthoscurria属にされるという説がございました。Acanthoscurria sp.でございます。なんでも、Acnathoのオスは、セックスフックが真横に突き出るのが特徴でございまして、ブラジリアンレッドのオスも、そのフックが真横に出るからだそうでございます。

 CBの幼体が、比較的コンスタント且つ安価に出回っております。飼育には高温多湿な環境を用いますれば、極めて丈夫でございまして、餌食いも非常に良く、与えれば与えるだけ、一部の大型バードイーターの如く食べまくりますので、見ていて愉快かと思いますよ。

 性質は、そんなに荒くも無いですが、特別大人しいというわけでも御座いませんので、突発的な事故があるかもしれないわけ、だからハンドリングは避けるようにしましょうね。