Bonnetina cyaneifemur
メキシカン ブルーフィーマー タランチュラ

CB'02,AD female
 メキシコのコリマ州マンサニヨの近郊辺りなどに生息しているんだそうでございます。当初Schizopelma属とされていましたが、オスの移精針の形状などから、別属だという事になり、2000年に新属として記載されました。2015年現在メキシコで9種記載されております。メキシカン パープルブルーレッグビューティーとも呼ばれておりまして、バードイーター屈指の美しさと言っていっても良いでしょう。うちでも4cmの時に無精卵を作ったので、そのぐらいのサイズなのでしょう。

 上30度、下20度ぐらいの気候らしいので、25度前後に保てばよく、極端な高温・低温に注意すれば、それほど難しくもありません。成長速度は1年で3cm程まで大きく成りました。それ以降脱皮のペースが遅くなって、体長4cmぐらいのときに、無性卵を産みました。体長は4.5cm程度と、そこまで大きな種類というわけではありません。

 基本的に、床材に巣を掘って暮らすようですが、まぁ、さほど気にする必用も無いかと思いますな。テキトーに保湿用に敷いておけばよいでしょう。飼ってみますと、乾燥にも強く、丈夫で大人しい良いクモです。

 Bonnetinapapalutlensisrudloffitanzeritenuiverpis等、結構似た外見の種が多く、パッと見で区別できないものは、トゲとか生殖器等で見分ける様なので、なかなか厄介ですな。