ボール パイソン/ロイヤル パイソン
Python regius

分布 アフリカ中部(セネガルからウガンダ辺りまで)
体長 1.5〜2m



「ふーむ、どういう方向で書けば良いのかねぇ」 とチョット考えたわけ。例えば、今流行のモルフとかについてウダウダ書いたところで、そんなものは本(クリーパー辺り)を買ったり、より詳しい専門サイトを読めば良いわけだし、そもそもそんな情報求める人は、うちのサイトには来ぬだろうしw、だいたいにして、そんな高い連中飼っても居ないですしねぇ。でもあれだ、ミルクヘビについて書くときは、もうちょっと詳しくやるかもですよ。あんまミルクに詳しいサイトも国内にない事ですしね。

てなわけでボールについては、今更だしこの際「何も書かない」というセンセーショナルな事でもしようかとも思ったけど、何も書かないのもアレだから、少しは書きますね。

このボールパイソンってーのは、僕が始めて飼育したヘビでございますよ。個人的にもそーとー好きな蛇と言ってよいですなぁ。臆病なヘビで、とりわけ首の辺りに触られるのを嫌がりますねぇ。名前の由来は、危険を感じると丸くなるからボールパイソン。でも長いこと飼ってますと慣れちゃって、ちょっとの事では動ずることも無くなり、シマイにゃ殆ど丸くなる事をしなくなります。うちのは、移動時なんか触って動じないのは当たり前で、ネコが周囲を走り回ったりケージの上に乗ったりしても、平然としております。多少ストレスは感じていると思うのですが、まぁこれも慣れかですな。

飼育をはじめて11年目になります。結構長いこと一緒に居るというか、もうアレだ、ことコイツに関しては、人生の半分近く一緒に居ることになりますなー。いやー、これはもう腐れ縁の領域と言っても良いかもですねぇ。ボールパイソンって飼育下のヘビの中で最も長い寿命の記録があるんでしたっけ?まぁ、詳しくは忘れましたが、30年ぐらいは生きると見て、ある程度良いんじゃないでしょうかねぇ。だから、まぁ何も無い限り、あと20年ぐらいは生きてくれるかもしれませんな。

この個体も入手したときは、そらー小さかったモンですよ。当時はCBやCHなんて言葉聞いたことも無かったですから、おそらくこの個体はWCなのでしょうなぁ。WCのオスという事で良いと思っています。ちなみに愛称は、ビー助。(2006/5/4メスと判明。それをもってビー子に改名w)

うちのボールですが、なんか11年目の奇跡とでも言いましょうか、色合いがずいぶんと明るく変化しました。少し前は、なんの変哲も無い
ノーマル個体だったのですが、今年(2005年)の4月から特に背中のラインが、あきらかに明るくなりましたよー。何事でしょうかねぇ、長いこと飼うと綺麗に変化するのでしょうかねぇ。上の写真が色が変わった後のもの、下のが過去のビー助さん。この変わりっぷりは、写真でも明らかだと思います。というわけで、なんだか知りませんが、随分美男になったので繁殖に使ってみても良いかもですね。「10年以上飼い込むと綺麗になるかもしれない血統」という事で売れるかも分からんですね(笑)

一応ウチでの飼い方も書いて置きますかねぇ。しかし、うちのは少しイレギュラーな感じがするので、一般的に言われている事も、併せて書いておきます。

温度は、通年27−28度ぐらいです。詳しくは計ってないので知りませんが、もう少し高い事もあるかもです。エサは、僕の気が向いたらマウスやハムスターを与えてます。回数は月2〜3回ぐらいですかねぇ。ある日「こやつは一度にどれぐらい食うのかねぇ?」と思って、リタイアマウスをどんどん与えてみたところ、1度に最高8匹食べました。結構大食いですねぇ。あまり大食いさせるのは良くないと思うので、通常一度に与える量は、ADマウス4匹ぐらいにしてます。小さな間(成長期)は、週2回ヘビのサイズにあったマウスを2匹与えていました。

普通ボールパイソンってー蛇は、冬期間は休眠(冬眠ではない)してエサを食べなくなるんだそうです。たとえ保温していても、体内時計があるのかなんだか知りませんが、とにかく食べないんだそうですよ。しかしウチの個体は、季節関係なくバカみたいに食べてますねぇ。春夏秋冬、脱皮前だろうがハンドリング後だろうが、余程のことが無い限り与えれば大抵食べてくれます。ボールは拒食で有名だそうなので、餌付きを確認してから入手されるのが良いでしょうな。拒食したボールには、ジャービルを与えると食べることがあるそうです。あと、ロボロフスキーハムスターも結構好きみたいですよ。

なんか実用的なデータとかソレっぽい情報の類をひとっつも書きませんでしたが、こんな感じでもう終わりにしますw。
<そろそろ書くのメンドクサイ感もあるしだw
さらに詳しく知りたい人は、専門サイトへ行くと良いです。タランチュラなんかに比べて、飼育者数もファン数も圧倒的に多いですから、非常に良いサイトがありますからね。

ともかくボールはペットとして1匹マッタリと長く飼うのも全然アリだと思います。



ちょっと前までのビー助。
(ミドリニシキヘビ気取りのとまりっぷり)


画像
顔 1
顔 2
 食事1(マウス)
 食事2(マウス)


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