「非核国際シンポジウム」にご参加を 十勝おりづる会(十勝原爆被害者団体連絡協議会)会長 三井 與一
私たち被爆者が、広島、長崎で、地獄のような体験をしてから、すでに52年が経過しました。当時小学校だった者も、還暦を迎え、高齢化が進んでいます。
私たちは、一刻も早く、核兵器のない世界を実現することこそ、原爆でなくなった人々に対する最大の供養であると考えています。
しかし、世界には今なお、三万発とも四万発とも言われる核実験が存在し、アメリカは、未臨界核実験という、新たな核実験開発の実験を行なうと伝えられています。
かねてから、核兵器廃絶のための幅広活動を続けておられる「とかち非核・平和フェスティバル実行委員会」が、今年は、アメリカの核実験被害者を招いて「非核国際シンポジウム」を開催されるとの事です。ぜひ参加されて、核兵器の恐ろしさを知り、核兵器廃絶のために力を出していければと思います。
(十勝には、三十数名の被爆者が在住され、核兵器廃絶とともに、国家補償を明記した、被爆者援護法の制定を望んでおられます)
第1部 | 午後1時30分〜午後2時 |
第2部 | 午後2時〜4時 |
●発言者(予定)
アンソニー・ガリスコ氏 | プリシラ・エンペイさん | クローディア・ピーターソンさん | 後神 尊子さん |
男性 1929年生まれ アメリカ合衆国ネバダ州在住 米海軍兵士として、第二次世界大戦と、朝鮮戦争に従軍。1946年8月 ビキニ環礁鑑でおこなわれた「クロスロード」核実験に参加。 |
女性 1940年生まれ アメリカ合衆国ユタ州在住 ネバダ核実験の風下地区に居住。流産を3回繰り返し、医師からは、放射線降下物の影響ではないかといわれている。 |
女性 1955年生まれ アメリカ合衆国ユタ州在住 プリシラ・エンペイさんの義妹。父を脳腫で失い、ただ一人の妹を皮膚癌で、その一ヵ月後に、三人姉妹の未娘を白血病で失う。 |
北海道帯広市在住 小学校6年生の時、広島の爆心地より約2.2キロの小学校校庭で被爆。両親と当時中学2年の兄とは、当日朝別れたままとなり、帯広の伯父に引き取られ育てられる。 |
主催/とかち非核・平和フェスティバル実行委員会
後援/帯広市・帯広市教育委員会・十勝町村会・十勝町村議会議長会・十勝管内全町村各教育委員会
連絡先・同事務局
帯広市稲田町西1線5番地46 山田克二宅
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