米軍くるな!日米共同訓練反対 1996年2月20日から3月4日まで、然別演習場で「日米合同積雪寒冷地訓練」が行われました。十勝管内では、3回目で、約2,100人が参加する、今までで最大規模のものでした。
◆2月18日(日)朝、アメリカ軍が民間機で帯広空港に到着。報道によると、来日したのはアメリカオレゴン州からの450名。 ◆アメリカ軍は、バス9台で陸上自衛隊第5師団帯広駐屯地へ向かった。
◆帯広空港での共闘会議による、
"U.S. ARMY, GO HOME!"の抗議行動。◆陸上自衛隊第5師団帯広駐屯地正面には歓迎の看板が立てられてあった。
米軍くるな!日米合同訓練反対十勝集会 ◆午後1時半から、帯広市中央公園で「米軍くるな!日米共同訓練反対十勝集会」が開かれた。集会には約500人が参加。遠く、室蘭、矢臼別(釧路管内別海町)、北見などからも集まった。集会後、帯広市内をデモ行進した。
主催 米海兵隊矢臼別演習場移転反対・日米共同訓練反対十勝共闘会議 北海道平和5団体
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共闘会議による調査・監視活動 ◆2月17日〜3月6日の間、共闘会議加盟団体が交代で、調査・監視行動を行いました。
核も基地もない、
真に平和な日本にするために!豊かな北海道を基地にさせないために。
日米共同訓練は日本の平和に役立つの? ▲2月20日から3月4日まで、然別演習場で「日米合同積雪寒冷地訓練」が行われます。十勝管内では、3回目で、約2,100人が参加する、今までで最大規模のものです。
▲「積雪寒冷地訓練」とは、文字どおり、寒く雪の多い地域で地上戦闘の訓練をすることです。温暖な地域ではできないので、アメリカ本土やハワイのアメリカ軍がほとんど毎年北海道に来て訓練をします。
▲ソ連が崩壊して、今まで訓練の理由にしていた、「北の脅威」がなくなりました。何のための訓練なのでしょう? なぜ共同で訓練する必要があるのでしょう? どこでの戦争を想定しているのでしょうか?
▲「PKO法」が強行され、自衛隊の海外派兵が続いています。「日米安保条約」を再定義して、自衛隊が守る地域を大きく広げようとしています。
▲今や、「世界の憲兵」になろうとしているアメリカ軍の下で、アメリカが必要だと考えた世界の各地に、自衛隊が出かけて行動するための訓練なのではないでしょうか。
▲沖縄での悲惨な事件以来、日本全国で日米地位協定の見なおし、基地縮小・撤去、日米安保条約廃棄の声が広がっています。また沖縄のアメリカ軍の実弾砲撃訓練場を本土に移転する計画にも反対決議などが相次いでいます。
道東でも矢臼別演習場が候補の一つになって、周辺町村が反対しています。【4年毎に実施されてきた十勝での日米共同積雪寒冷地訓練】 ※'88.2.12〜2.24 自衛隊 300人 アメリカ軍 330人 ※'92.2.18〜3. 3 自衛隊 250人 アメリカ軍 200人 ※'96.2.20〜3. 4 自衛隊 1,600人 アメリカ軍 500人(オレゴン)
米海兵隊矢臼別演習場移転反対・日米共同訓練反対十勝共闘会議
【略称】「米軍くるな!共闘会議」
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