十勝連絡会が抗議行動

７月４日、北海道十勝管内大樹町の浜大樹演習場で、自衛隊の揚陸訓練が行なわれた。 北方機動特別演習に参加する陸上自衛隊第１２戦車大隊（群馬県・相馬ケ原駐屯地）の 戦車、車両約７０台が、次つぎと上陸。矢臼別演習場へと向かった。安保破棄大樹実行 委、帯広平和委員会など浜大樹演習場反対十勝連絡会に結集する人びとなどが揚陸訓練 をする自衛隊に「演習やめて群馬に帰れ」などとシュプレヒコールをあげ、午前７時半 から正午過ぎまで抗議行動をくりひろげた。
揚陸訓練の場となった浜大樹は、濃霧で波打ち際から真っ白。沖にいるＬＳＴ（揚陸 艦）の姿はまったく見えない。抗議行動をくりひろげているなか、午前７時半過ぎ霧の 中からＬＳＴがあらわれる。霧が晴れるにしたがって４隻のＬＳＴが姿をあらわし、８ 隻の小型ボートが海におろされる。10時にＬＳＴの「みうら」が船主ハッチを開いて接 岸。続いて「あつみ」「さつま」「ねむろ」が接岸し、戦車や車両など次つぎと上陸し た。

LST(あつみ）	午前10時05分着岸
上陸した陸上自衛隊12師団 （群馬県：相馬ケ原駐屯地）	北方機動演習に抗議する 浜大樹演習場反対十勝連絡会

---