このアルバムは、91年にデビュー15周年を記念して作成された10枚組ボックスセットです。ゴダイゴの歴史を綴った貴重なブックレットも付いている。これを買わなきゃゴダイゴマニアとはいえないでしょう。さて、この1枚目は「新創世紀」から「DEAD END」までの曲がチョイスされています。(COCA-7331) |
続いて2枚目は、全盛期ともいえる78〜79年つまり「西遊記」から「OUR DECADE」の曲で構成されています。「西遊記」はサントラというかたちを取りながらも、ゴダイゴの音を決定付けたすばらしい作品であり、「OUR DECADE」は70年代を振り返り80年代に希望を託すというメッセージ色の強い作品です。音楽面でもバラエティーに富み、充実しています。(COCA-7332) |
さて、3枚目は銀河鉄道999の英語バージョンから始まり、「カトマンドゥ」そして「M.O.R.」にかけての曲で構成されています。なんと、全盛期のシングル発表のペースは1ヶ月だった。だから、ベストテンで2曲同時にランクインなんてこともあったのである。(COCA-7333) |
この4枚目で、年代順オリジナルアルバムの流れは最後となります。「M.O.R」以降はタケ&ヨーコのコンビが聴けず、少し低迷ぎみではあったが「FLOWER」、「ONE DIMENSION MAN]と良質の作品を残したことは確かである。特に、このBOX作成に当たり「FLOWER」の曲に関してはミッキーによるリミックスが施されています。(COCA-7334) |
5枚目は、ゴダイゴ作品のうち日本語で唄われたものだけを集めたものとなっています。「ガンダーラ」からゴダイゴを知った人には、日本語で唄うイメージしかないと思われがちですが、日本語バージョンを作っているのはシングルだけで、そのほとんども英語詞から作られていました。(COCA-7335) |
6枚目は、4枚のライブアルバムの中から厳選した作品が集められています。残念ながら僕はライブを生で見たことがないんですが、「MAGIC CAPSULE」というライブビデオが、現在発売されており、それによって見ることができます。持っていない方、早く手に入れないとなくなりますよ。(COCA-7336) |
ゴダイゴの音楽はCM界にも浸透していました。おっ、これは聴いたことあるっていうのがあるのではないでしょうか?CM曲だけど、アルバム用にきちんと取り直しているので作品として聴くことができます。出来れば当時の映像付きで見てみたいです。(COCA-7337) |
ゴダイゴの手がけた映画音楽、TVドラマ音楽は数多くありますが、オリジナル・サウンド・トラックとして発表された作品を集めたものが、この8枚目です。日本語による初の録音であった「キタキツネ物語」もさる事ながら、音楽的な技術面でも充分楽しめる「いろはの”い”」他のインストものも見逃せません。5はスティーブが唄ってるって知ってました?(COCA-7338) |
9枚目は、タケ、ミッキー、トミーの3人がソロとして発表した作品を集めたものです。このソロアルバム、今じゃなかなか手に入らないのですね。CD化されていないものもあります。何とか再発してほしいと願っております。これで特筆すべきは、75年版の「走り去るロマン」に収録されていた「ぼくらの幸せ」が入っていることでしょうか。タケが17歳のときに作ったという・・・。のちに、「ハピネス」として生まれ変わる名曲の原石がここにあります。(COCA-7339) |
最後を飾るのは、やはりレア・トラック集でした。アルバム未収録曲や未発表曲が集められています。まあ、今となっては企画アルバムでCD化されてしまったものも多いのですが、10から14はこのBOXでしか聴くことができません。さあ、あなたは買いたくなりましたか?(COCA-7340) |