ゴダイゴの1stアルバムです。タケの2ndアルバムになる予定だったそうです。6は組曲になっていて、物語風に曲展開をします。個人的には、ライヴ版のものが好きです。まだ、ドラムスがトミー・スナイダーではなく浅野良治さんとなっています。彼は、ギターの浅野孝巳の弟ということです。ところが、実際には1、5以外はミッキー吉野グループにいた、原田裕臣が叩いているそうです。(COCA-11130) |
実質的にゴダイゴのデビューアルバムといえるこのアルバムは、前作に比べてハードなものや変拍子もあっていいですねー。詩のほうも、”袋小路という今の世の中の状態をみんなどう思うか”というコンセプトに沿っていて、音楽と詩が一体となった名盤です。タイトル曲の4がよくライヴで使われています。(COCA-11876) |
CMソングだからといっても、きちんとした作品です。デッド・エンドが黒いイメージだとしたら、こっちは白ですね。1、3、9あたりが好きです。13の最後のフレーズでは、「赤〜いシャポーの味の素〜」って言ってます。ここだけ日本語です。(COCA-11091) |
これぞおなじみ西遊記!アチャーって感じです。これを聞くと思い出しますね。でも、僕はまだ6歳だったのです。再放送で見たのでしょう。ゴダイゴがこんなにカッコいい音楽をやっているとは知らなかった。リバイバル・ブームで作品が聴けてよかったと思います。5は悲しい場面でよくかかっていました。(COCA-11090) |
このアルバムは、ヒット性もあるし、10年間の出来事を振り返っている意味のある作品だと思います。といっても当時に聴いたわけではありませんが…。曲数も多いですが、とても音楽的要素の詰まったものです。全部好きな曲です。(COCA-11877) |
これは、全盛期のライヴを録音したものですね。1枚目と2枚目ではちょっと雰囲気が違うような気がします。僕等が良く知っているような曲というのは、シングルものであってアルバムには入っていないのですが、売れ線に走らずに良いアルバムを作るという姿勢には関心します。でも、このあたりの曲はウケの良さそうなものが多いかな?1の英語版はこれにしか入っていませんよね。8はアレンジがグンと良くなってます。(COCA-12370) |
こちらは、いわゆる有名な曲がメインで客も盛り上がっていっしょに唄ってます。ゴダイゴが曲に日本語詞をつけ始めたのはガンダーラからでしょうか?僕は、洋楽かぶれしているわけではありませんが、2、3、4とかの英語版が好きです。スティーヴ・フォックスはこの後脱退するのです。唄えるベーシストってカッコいいです。(COCA-12371)
このアルバムは、タイトルから想像できるように、いかにも東洋的な曲が多いです。実際にシルク・ロードの旅で体験したことを反映させた作品です。キーボードの音色も神秘的なものが使われています。2、9とかが好きです。(COCA-11879)
始めは、中国語バージョンだと思いました。が、天津の「日中友好音楽祭」で行ったライヴ・アルバムでした。当時に中国で演奏して観客に唄わせてしまうなんて凄いですね。5がこのライヴのためにつくった新曲です。(COCA-11878)
このアルバムは、明るい曲が多いです。3は英語だと聴けるけど、日本語だと直訳"王様"みたいです。ノン・コンセプトというだけあって、全体的に統一性が無いような気がしますね。作詞が奈良橋陽子からウィル・ウィリアムズ(ジョニー野村)に変わってます。9はビューティフル・ネームを思わせる曲です。5が好きな曲でしょうか。(COCA-12372)
CMソング第2弾ですが、前と違ってよりCMソングしてる感じがします。2はホンダ・プレリュードの曲で、8は森永のCMシリーズが連発で5曲?入ってます。こんなところにも、ゴダイゴ風味が加わるとカッコいい曲になるんですね。言ってることは、「今じゃ桃からピーチ・ネクター」とか、「ジャンボ・ピーナッツ!」なのに。(COCA-11131) |
時代の流れで、機械的な音作りになっている作品です。ゴダイゴ最後のシングルである1が入っています。全体的には、落ち着いた大人の雰囲気の曲が多いです。BOXセットには、このアルバムからのリミックスバージョンが数曲含まれています。(COCA-12373) |
このタイトル曲のみが、79年の録音で、あとは81年と83年録音のようです。1は、エルガーの「威風堂々」をモチーフにした組曲です。曲構成はプログレっぽいもので難易度は高いでしょう。他の曲もすべてアルバム未発表曲なんですね。良くも悪くも聴きやすい曲ばかりです。(COCA-12374) |
久々に、あるコンセプトにそった作品ですね。世の中を風刺したような内容に思えます。アレンジ的には、タケのデモテープを再現するという形でレコーディングされたそうです。最近のCDには訳詞がついていないのですが、ASHさんから当時のLPのライナー・ノーツなどを提供していただきました。(COCA-12375) |
ファイナル・ツアーでしょうね。(当時は知りませんでした。)この頃には、メンバーが集まってのレコーディング活動はほとんどやっていなかったようです。このアルバムに収録されていない曲もあるようですが、まんべんの無い選曲ですね。11では最後の"Bye Bye〜"が泣かせます。12と13はスタジオ録りのボーナス・トラックです。それゆえに+2です。レコードでは、12インチ・シングルがついていたそうです。(COCA-12376) |
14年ぶりの再結成で録音されたニューアルバムです。メンバー全員が曲作りに参加しています。1は西遊記を彷彿させ、タケとスティヴのダブルボーカルの冴える曲です。8はほとんどインストですが浅野氏のギターが鳴いています。14はメンバーが集まって楽しそうに演奏している雰囲気が伝わってきます。このアルバムは、バンドみんなで作ったという感じがあり、だからこそゴダイゴは素晴らしいバンドなんだなーと思います。 (COCP-30687) |