散策道を歩いたビジターが、センター情報板に記入したものです。
(センター職員の情報も含む)
温根内木道自然情報 176
A:トガリネズミの死体(1/21)〜なんと3ケ所も、雪にトンネルを掘って地表に出てのエサ探しも重労働のようです。トガリネズミ はネズミ(げっ歯目)というよりモグラに近く大きな分類では食虫目(モグラ目)、植物食の多いネズミに対して、虫やクモなどが主食。釧路湿原ではエゾトガ リネズミやヒメトガリネズミ、ミミズが好物のオオアシトガリネズミが確認されています。 B:ミンク(1/21)〜黒っぽい姿は発見が容易です。冬場はエゾクロテンも湿原に入り込んでるので、見間違えなきように。 C:つるっぽい足跡、雪の中からトリの足が1本みえた、点々と血の跡も(1/21)〜 はてさて面白い発見、すぐ気付いていたら飛んでいたところですが、見たのは降雪後で発見できず。取り出したかったところですが申し訳ありません。 D:ナゾの虫が、ゲンゴロウか?(1/21)〜2/4の観察会でも博物館班が見つけていますが、薄氷で危険なこともあって近 寄ることも出来ずいまだ???です。ヒメゲンゴロウかゲンゴロウモドキか?というところ(釧路湿原のゲンゴロウ科は15種が確認されている) ○動物のフィールドサイン〜前夜からの雪、これからが楽しみです。 ノウサギ、シカ、エゾクロテン、ミンク、エゾリス、ネズミの仲間、野鳥等の足 跡、フン、食痕など雪上では動物たちの活動を教えてくれます。 |
タンチョウ2羽(a:2/10)、ミヤマカケス2羽(b:2/10)、 ツグミ4羽木道の下から飛び出した(c:1/21) 他:シジュウカラ、ハシブトガラ、ゴジュウカラ、ヒガラ、シマエナガ、アトリ、 ヒヨドリ、シメ、ウソ、アカゲラ、コゲラ、コアカゲラ、キバシリ、フクロウ等 ※ヒヨドリがエサ台を占拠、カラやシメが来ようならば追い払う。アカゲラはマイ ペースで、ヒヨも一目置くのかめったに攻撃をかけない。そんなヒヨも歌う季節が やって来た。あのうるさい声から想像できないほど美しい。性格も変わればいいの だが・・・。 ※エサ台とバードフィーバーの下はネズミ天国。主にエゾヤチネズミだが、静かに 見ていると雪のトンネルから顔を出す。さっと出てさっと引っ込む素早さよ。 |