十勝ナチュラル・ラボ

日付:2006.6.17(土)
天気:雨のち曇り

自然豊かな森林から木が消えている

大きな木

←天気は、あいにくの雨。そんななか、私たちは森へ出かけていきました。今日の目的は、森の中の木がどんなふうに切られているかを見てくることです。



→森には、車一台が通れるくらいの広さの道があります。もちろん、人の手が極力入っていな、砂利や土があるだけのがたがた道です。雨が降ると、右の写真のように足場はグチャクチャになります。みてもらいたいのは、この広場です。ここは、伐採した木を置く場所として作られた広場なのです。
切った木を置く広場

積み上げられた木
←広場には、右の写真のように伐採された木が積まれていました。この一つの木の山に値段がつけられ、いい木が積まれた山ほど高く売れるということになるそうです。それにしても、すごい数の木が切られていることがわかります。
→木の山には、こんな紙が貼られていました。この紙には木の山に関する情報が書かれ提案した。また、切り口にはピンクやミドリのスプレーで色んな印がつけられていました。右の写真のミドリのスプレーで書かれた数字は、木の山の名前だそうです。この木の山を買う人は「3A−28の山を下さい。」っていうんですね。

木に貼られた紙

木の山の番号

新しく敷かれた灰色の砂利

切られた切り株
←木の売り場には、新しい砂利がしかれていました。左の写真の灰色の部分が新しく持ってこられた砂利だと思います。木を運ぶ人にとっては便利なのかな?だけど、森の自然を考えると、本来ココにないものを持ち込むっていうのは、いいことと言えない気がします。あなたはどう思いますか?
感想や豆知識
今回の調査に参加して、立派な森の木が沢山切られていることがわかりました。木が原料になっている製品は、私たちの身の回りに沢山ありますよね。例えば「紙」がありますが、無駄遣いしていませんか?私たち一人ひとりができることは、普段何気なくしている無駄遣いに気づいて、無駄を減らすことです。一人ひとりの努力が、北海道の自然を守ることにつながっていくんですよ♪
参考文献・リンク
今後、更新予定☆
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今回は、林道調査に参加してきました。そこでみてきたことを紹介します。