SMTP(Submission)

submission(587)の利用方法

Postfix

/etc/postfix/master.cf の以下を有効にする。

submission      inet    n       -       n       -       -       smtpd
  -o smtpd_enforce_tls=yes -o smtpd_sasl_auth_enable=yes

Sendmail

/etc/mail/sendmail.mc に以下を設定。

DAEMON_OPTIONS(`Port=smtp, Name=MTA')dnl
DAEMON_OPTIONS(`Port=submission, Name=MSA, M=Ea')dnl

状況によって以下のようにするも由。

DAEMON_OPTIONS(`Port=smtp, Addr=127.0.0.1, Name=MTA')dnl

知ってのように上の設定をすると127.0.0.1しかlistenしなくなってしまう。そこらへんを考えて設定すべし。

smtpと違ってsubmissionでは認証以外通さない。

Postfix

テスト環境として、デフォルトのsmtpdのアクセス制限が適用されないようにMSA
を設定します。条件は、認証されたユーザ以外からのメッセージはすべて拒否で
す。トラブルシューティングを簡単にするためにいくつかのアクセス制限が明示
的に空になっていることに注意してください。master.cfに次のように指定しま
す。詳しくはmaster(5)を参照します。

submission      inet    n       -       n       -       -       smtpd
  -o smtpd_sasl_auth_enable=yes
  -o smtp_sasl_security_options = noplaintext, noanonymous
  -o broken_sasl_auth_clients = yes
  -o smtpd_client_restrictions=
  -o smtpd_helo_restrictions=
  -o smtpd_sender_restrictions=
  -o smtpd_recipient_restrictions=permit_sasl_authenticated,reject
  -o smtpd_data_restrictions=

master.cfでは、行頭の空白が意味を持ちます。

Postfixを再起動します。OSの起動スクリプトの仕組みを利用するか、次のコマ
ンドを実行します。

Sendmail

注意事項があるようだ。よ〜く読もう。

FEATURE(`no_default_msa')
DAEMON_OPTIONS(`Port=587, Name=MSA, M=aE')