なぜか今更FML4.0のセットアップ

ゲットとか展開はそこらにゲップが出るほど資料があるので残らず無視し、個人的に必要なメモだけ書く。

情報源

少し古いが、以下の方のページが大変役に立った。

なお上の方はrootでの作業をいれているが、なるべくsudo等でやっておいたほうがいい。

いろいろと細かいヘッダを出さない方法

FMLってデフォルトだと山のようにヘッダを出す。セキュリティ的にも問題があるし、また時代遅れのEudora proではこれがワラワラと表示されてしまう事があるようだ。まぁ消しておいた方がよさげである。

cfに以下を設定しよう。

### Others
USE_RFC2369                     0
:
(snip)
:
# YOU CAN EDIT MANUALLY AFTER HERE.
$HEADER_ADD_HOOK = q{
  &DELETE_FIELD('X-ML-Info');
  &DELETE_FIELD('List-Subscribe');
  &DELETE_FIELD('Resent-To');
  &DELETE_FIELD('Resent-From');
  &DELETE_FIELD('X-MLServer');
  &DELETE_FIELD('X-ML-Name');
  &DELETE_FIELD('X-MLServ');
  &DELETE_FIELD('X-MLServer');
  &DELETE_FIELD('List-Id');
  &DELETE_FIELD('List-Software');
  &DELETE_FIELD('List-Post');
  &DELETE_FIELD('List-Owner');
  &DELETE_FIELD('List-Help');
  &DELETE_FIELD('List-Unsubscribe');
};

で、make configして、 **最初のメニューで空うちしてそのまま抜けて**しまおう。cfから適切にconfig.phに設定が転写・設定される。

なお、HEADER_ADD_HOOKうんぬんの意味は以下の通りだそうです。

START_HOOK
本文加工なんかに使える。
HEADER_ADD_HOOK
ヘッダを加工するのに使う。上の例は特定ヘッダの削除
SMTP_OPEN_HOOK
本文セッションに入る前にフックする。エンベロープ時点で処理するのか

上のページの方の情報にもあるが、いくつかの携帯キャリアではReply-toでなくFromに返すというとんでもない実装になっているため、Fromを書き換える必要があるようだ。私の作業では設定していないが、これも必須だろう。

$SMTP_OPEN_HOOK = q{
  $Envelope{'fh:from:'} = $MAIL_LIST;
  $Envelope{'fh:reply-to:'} = $MAIL_LIST;
};

私はSTART_HOOKは使っていないけど、上の方は使われている。これも興味深いのでメモしておきます。これは、本文の先頭に「 Oener Address <メアド>\n\n 」を含めるものですね(\nはもちろん改行です^^)。

$START_HOOK = q{
  $Envelope{'Body'} = "Owner Address <". $From_address .">\n\n". $Envelope{'Body'};
};