国データ

 欧州やアジアの深部など、あまり日本人に馴染みのないデータを。

スイス

国名

 スイス連邦の正式名称は4種の公用語の他に、4種を併記するスペースがない場合に単独で使用することが許されるラテン語の国名が定められている。Schweizerische Eidgenossenschaft (ドイツ語)、Confédération Suisse (フランス語)、Confederazione Svizzera (イタリア語) 、Confederaziun Svizra (ロマンシュ語)、Confoederatio Helvetica (ラテン語)。

 通称は、Schweiz (ドイツ語)、Suisse (フランス語)、Svizzera (イタリア語)、Svizra (ロマンシュ語)、Helvetica(ラテン語)。略称は、ラテン語名の頭字語(アクロニム)である CH を用いる。

 なお、ドイツ語での正式名称にある"Eidgenossenschaft"は「誓約者同盟」と言う意味で、通常の連邦(Bund)とは違う。

 公式の英語表記は、Swiss Confederation、および Switzerlandである。

 日本語表記は、スイス連邦、および、スイス。稀にドイツ語の正式名称から「スイス誓約者同盟」という訳がなされることもある。

 国名の由来は、スイス建国の中心的役割を果たしたシュヴィーツ州の名から。シュヴィーツは、古代ドイツ語で、酪農場を意味する語が訛ったものだとされる。日本語表記のスイスは、フランス語読みである。また、ラテン語名で使われるヘルウェティアは、古代ローマの支配が及ぶ前からベルン周辺に住んでいたケルト系先住民族の部族名(ヘルウェティ人)に由来する。

引用元