陳建一麻婆豆腐店(みなとみらい)

先日自分で食べにいったのでレポートしておく。

当日は湿気の多い暑い夜。21:00すぎであった。かなり気候は悪かったが四川料理で暑気飛ばしには悪くない。そんなわけで出撃した。

店は客などゼロに等しい状態でまた来客を拒むような雰囲気もある。正直少々中に入りにくかったが、とりあえず突撃した。

以下はレポートである。


まず最初に言っておくが、これは 四川の陳麻婆豆腐ではない。日本式の普通の麻婆豆腐 でした。ある意味結構美味しいかな、とも思ったけどこれはそもそも四川ではない。うまい不味い以前にこれは事実です。

まぁ、四川からきた免状もちのコックさんに作ってもらった麻婆豆腐を二年ほど食べつづけたわたしです。とある七ヶ月は月水金の週三回食べてたし、合計するともう軽く数百食事というか、既に「 おまえは生まれてから麻婆豆腐を食べた数を覚えているのか? 」状態に冗談でなく陥っています(汗 そんな私ですから、もちろん「日本人むけにきっちり作られた」麻婆豆腐に違和感を感じてしまう舌になっちゃってるのかもしれません。

だけどそれってようするに「これは四川の麻婆豆腐ではない」という事に他ならないですよね?@@;

あと、ピリリ系と香り系の山椒があるがこれもいただけない。香りはほとんど感じられないし、1分ばかりペコペコ押して出しつづけてもろくにピリともこないんですよ。これ花椒どころか日本の山椒と考えても弱すぎるのではないかな?まぁもちろん、やたらと辛い本格的な花椒に慣れすぎてるせいかもしれないけど、「辛さの調整」をするためなら花椒用意してほしいです。鉄人の店なのでしょう?

食べてみてもやっぱり普通の麻婆豆腐です。まるっきり。うん。

もちろん、これはランドマーク店だけの話なのかもしれない。他の支店なら問題ないのかもしれないです。これは食べてみてないからわからない。

だけど、 ここまで全然異質の食べ物ならば今さら調べる必要などない と思いました。

念のために繰り返しますが、別にまずいとは言わないです。上品で丁寧な味だし、辛いの苦手な人やお年寄りなんかにはよさそうだ。その意味では鉄人の名に偽りはないのかもしれないです。

ただ 四川麻婆豆腐ではない という唯一の問題を除けばなのですが@@;

ありがとうございました。

(2008/07/15)

追伸、もし食べるなら定食より単体がいいと思います。つけあわせのスープ、いらない。