様似民族文化保存会会員  富菜 栄子


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初めはとても不安で、これからの一週間どうなることか、と心配してました。でも1日

目から忘れられない日になりました。二宮さん(通訳の)が一生懸命お世話してくださり

、話しにも心配なく過ごせました。台北東門協会では皆さんの衣装がとても素晴らしく、

話しも通じ、すぐに友達になってしまいました。その日から、カエさん(通訳)が一緒に

付いていてくれたので安心していられました。別れはとても辛くて、私なんか涙、涙でし

た。次は南投県愛郷眉渓村につきタロコ族と交流し、そこでも原住民の皆さんの歓迎を受

け、うれしかったです。どこえいっても御馳走を沢山出して下さり、本当にうれしかった

です。交流会では唄や踊りを交換しながら、沢山食べ時間が立つのも忘れる位でした。

民宿に泊まったり、小犬を見たり、色々たのしかったです。それから久美村ではホーム

ステイをし、私は婦人部長さんの所に、カエさんと泊まりました。そして夜遅くまでお父

さんに話を聞き昔の日本人のことを話してくれ、日本人にとても感謝していました。次の

日には吊り橋を渡らせてもらう約束で一人Wベットで寝かせてもらいました。次の朝、何

明華さんに連れられて、カエさんと、みどりさんと私は吊り橋を渡りました。とても幸せ

でした。その吊り橋は50年前日本人が作った橋だそうです。次の日も平和教会でホーム

ステイでした。そこの奥さんはとても良い奥さんで、腕輪をプレゼントしてくれました。

いつも腕にして思い出しています。台北日本人学校で踊りを見てもらいとても喜んでもら

い、心から来てよかったと思いました。夜は先生方との交流会で初めてあァ食事会だなァ

と思いました。兵隊さんの所も見ました。ブヌン族のあの素晴らしい唄まだ耳に残ってい

ます、テープを聞いて思い出しています。本当に一週間はあっと云う間でした。

私の人生にとって忘れられない思い出が出来、本当に有難うございました。

それから、二宮さん大変お世話になりました、心からお礼申し上げます。