北海道はそろそろ桜の季節を迎えます。皆様、ゴールデンウイークはいかがお過ごしだったでしょうか?(にっこり)
人類と地球の未来を考え、真実の幸せを追求し、本当の意味での豊かさを知っている「真の心の友」の皆さん、今日の常識へようこそ。
まずはお役立ち情報をひとつ。
学研の「1年の科学 5月号」ふろくの「スーパーじしゃくロボ バコチンくん」をテレビのブラウン管に近づけてしまい、テレビの出演者が全員ゾンビになってしまった方。よりによって家電リサイクル法が始まったばかりのこの時期にテレビの買い換えかよ〜と泣いているあなた。ご存じでしたか?テレビのコンセントを数時間抜いておくときれいに直るんです。それを知らなくてゴールデンウイーク中、唯一の娯楽であるテレビ鑑賞をゾンビと過ごしてしまったあなた。あなたも「真の心の友」に認定だっ!
さて実は今月、2日間だけ獣医に復帰することになっております。狂犬病の集合注射、というヤツですね。10年ぶりなので最初の2、3頭は間違って動脈に注射しちゃうかも(←不可能)知れません。ダンナ曰く、このあたりは失禁しながら暴れるイヌや物陰からいきなり飛びかかってくるイヌ、飼い主でさえ噛み付かれるイヌが多いとのこと。そんなかわいいイヌ達との心の交流、非常に楽しみです。
ところで、この場合獣医が着ていく服と言えばやはり「白衣」だと思いますが、私、ヨメに来る時に麻雀パイや「ガラスの仮面」全巻は持ってきたのですが、白衣は持ってこなかったのです。で、普段は作業着で仕事をしている獣医師のダンナに「白衣貸して」と頼んだところ、
「ない」
ときっぱりと言われ、そこで言いたいことは山ほどありましたが、それをぐっとこらえ(←このあたり、人間できてます)、何千円もする新品は必要ないのでYahoo!のオークションで探してみることにいたしました。「白衣」で検索しますと、まあ予想はしていたのですが、私とは全く異なるニーズに応えんとする人の多いこと多いこと。
とりあえず、私が欲しいのは普通の長い白衣で、女性用MかL。中古でいいから1000円くらい、というセンで探してみますが、
「女性用の中古白衣です。いろいろな使い方が出来ると思いますので、ぜひどうぞ」
「水野真紀似の女医さんが着ていたものです。マニアの方どうぞ」
品物自体はこちらの希望とピッタリなだけに、どうして普通のコメントをつけてくれないんだーーーー!!!と思わず発泡酒をあおってしまいました。看護婦さんの白衣ならそりゃーもう理解できますし、聴診器付きで「コスプレに」とかいう商品もあって、これもよくわかります。しかし「医者の白衣マニア」はどうもピンときません。どうしても「医者」じゃないとダメな理由がきっとあるのでしょうけれど。
「制服にはプレミアムが付く」
しかし考えてみれば、医者や看護婦さんの白衣は、本物であれば絶対に「入院患者の汚物」とか「病気の人の血液」などの別なプレミアムが付着しているはずです。間違って獣医やアニマルテクニシャンの白衣だったりしたら、そりゃーもうちょっと書くのがはばかられるようなモノ がくっついてます(断言)。マニアの方はそれも含めてマニアなんでしょうか?それなら何も言うことはないんですけども。
「10年ぶりに狂犬病の注射をした4人の子持ちの女性獣医師(酒井法子似)の使用済み白衣です。いろいろな飛沫が付着しています。獣医マニア、経産婦マニア、飛沫マニアの方、せひどうぞ」
というスーパープレミアム商品がYahoo!に出品されたら、皆さんぜひ入札してやみくもに値段をつり上げてやってください。よろしくお願いします。
それでは今日はこの辺で。次回をお楽しみに。
皆様こんにちは。ご無沙汰しておりました。町内会の班長、保育所の役員、小学校PTAの役員、と今年は非常に忙しいかもしれないあつよです。あつよ農園は例年通り、ミニトマト、ブロッコリー、青ジソ、バジル、パセリが植え付けられまして、順調に育っております。また前回書きましたが、狂犬病の集合注射でほぼ10年ぶりに白衣(マニア向けではないものをYahoo!オークションにて購入)を着、犬に注射をして回りました。
「犬は飼い主に似る」
まああまり具体的には書けませんが、あらためて実感いたしました。いい人の家の犬はいいヤツですし、○○な家の犬はやはり○○です。子供が△△な家は犬も△△です。断言。
さて、久しぶりに、
「先生」
「先生」
「先生」
と呼ばれ、気をよくしたその晩。私は晩酌をしながらダンナと世間話をしておりました。「ポメラニアン」を「ポメラリアン」と言う人が結構いる、とか自己申告「シベリアンハスキー」には雑種が多い、とか久々に獣医らしい話で(私だけ)盛り上がっておりました。ダンナが仕事で行く酪農家の犬の話題になり、
あ「T橋さんのところの子犬に注射したよ」
ダ「ああ、あれ、もう6ヶ月だっけ?」
あ「前の犬は死んじゃったんだってさ」
ダ「ああ、あの犬、俺が轢き殺したんだわ」
結婚して10年も経つと、夫婦もお互い新鮮味を感じることがなくなってきますが、ウチのダンナはいまだに時折こういう新鮮な驚きを提供してくれます。ああ、この人と結婚してよかった、としみじみ思う瞬間ですね。(←プラス思考?)
さて今回の非常に割のいいアルバイトでは、豪華な昼食やアルバイト料(←税金ではなく獣医師会のお金です。念のため)もさることながら、意外な、そして非常に嬉しい収穫がありました。狂犬病の予防注射というのは「狂犬病予防法」という法律で義務づけられており、そしてそれはもちろん人間の為であるわけですが、当然行政がからんできます。都市部では保健所が担当しますが、保健所のないイナカでは役場の人が付いて回り、私がうなる犬に逃げ腰で注射を打ち全力ダッシュで逃げたりしている傍らで、犬の登録などの事務手続きをします。その役場の人と道中世間話を当然するわけですが、間食をするとビールがうまくないからオヤツは食べないとか、そんな話から入って、最近ダンナが凝っているのをいいことに私もここぞとばかりに毎日楽しんでいる「長期熟成焼酎」の話になりました。
私が「長期熟成焼酎」 の存在を知ったのはつい最近でして、それまでは焼酎といえば、ペットボトルに入ったホワイトリカーとか、「いいちこ」とか、「さつま白波」とか、美味しいと思うヤツでは「二階堂」とか、その程度しか知りませんでした。芋よりも麦が好きかな?という程度のこだわり。飲み方と言えば「お湯割り」一筋。ところがこの春から、ダンナがたびたびその「長期熟成焼酎」をネット通販で購入するようになり、スコッチのような香りのする40°以上の濃い焼酎をロックで飲む、という36才初体験をしました。これがウマイ。何種類か飲んでみましたが、中でも「麹屋伝兵衛」という焼酎には感動すらいたしました。もともとウイスキーやブランデーなどの、ちびちび飲む酒、というのはあまり好きではなく、また「酒ならなんでもいいや」という姿勢をモットーとしているのでこういう話はちょっとこっぱずかしいのではありますが。
で、そんな話の最中、幻の焼酎と言われ、なかなか入手が難しいらしい「百年の孤独」という焼酎の話をしましたところ、役場の人が、
「あー、それウチで余ってる。あげましょうか?」
棚からぼた餅とはこのことです。なんでもこの焼酎の産地である宮崎県に行った時に料理屋でボトルをとり、余りを持って帰ってきたそうです。彼曰く「たいしてウマくない」ので、そのまま置きっぱなしになってるという話でした。
公務員は気配りが命。忙しくても約束は忘れません。早速次の日、我が家に「百年の孤独」がやってまいりました。何千倍という倍率になるネット抽選にはずれること数回。ひょんなことから幻の焼酎が目の前に現れたのです。
「なんでも言ってみるもんだ」
常識ですね。ずうずうしいとかあつかましいとか思わず、欲しいモノや希望はとりあえず話題に載せてみましょう。特に子供関係のモノなんか絶対どこかで余ってるハズですし、リサイクルにもなるんですから。
さて「幻の焼酎」のお味の方はと言えば、いわゆる「辛口」なんでしょうか、私としては少々モノ足りないような気がしました。なんでも皇太子が愛飲しているので、それで人気があるのだそうです。ま、好みは人それぞれで、ダンナはウマいと言っていましたが、これを何千円も出して買っていたらくやしい思いをしたかもなあ、と思いました。
「次は”きらきら”という焼酎だな」by ダンナ
「エビスビールを毎日飲みたい」by あつよ
「今のハムスターが死んだらすぐに次のが欲しい」by 長女
「おしっこの出るところが痛い」by 次女
「”おしくらまんじゅう”が食べてみたい」by 長男
「もとこ、お姫さまだもん」by 末娘
家族全員の希望をとりあえず書いてみたところで、それでは今日はこの辺で。次回をお楽しみに。
皆様こんにちは。大雨のせいで海が濁りまくってます(=釣りに行けない)。今日の常識へようこそ。
文章系のHPを作っている人みんながそうであるかはわかりませんが、ネタというのは日常にいくらでも転がっているがゆえに、すぐに忘れてしまいがちなものです。ですから私は思いついたことはなるべくその場でメモするようにしています。しかし私の場合、面白いことを思いつくのは運転中が多く、当然メモができません。ですから過去あまたの優良なネタが泡と消えてしまっております。最近はこの「常識」向けの軽いネタがどうも不作でして、今日なんか思いっきり短いですが、今後「常識」は短くしてなるべくエッセイの方に話題を回し、本更新していこうと思っているところですが、実行できるかどうかがいやはやなんともこれが。
さて先週の土曜日、保育所の遠足で札幌円山動物園に行って来ました。昨年も私ひとりで子供4人連れて行き、どえりゃーくたびれて帰ってきた記憶があるのですが、今年は末っ子も一人でちゃんと歩くようになり、私もそこそこ楽しむことができました。
「子供は好奇心のかたまりである」
定説であり、好ましいと思われている特性ですが、動物園と遊園地が同じ敷地内にあった場合、子供は例外なく遊園地の方にその好ましい好奇心をいかんなく発揮してしまうようです。1回の乗り物に2〜300円。かける4。え〜ん。
ところで「トド」という海辺に住む動物がいますね。そう「トドのようにゴロゴロしやがって」の「トド」です。昨年は見ませんでしたが、円山にもいました。私はトドという動物はてっきり、
こういうヤツだと思っていましたが、実は、
こんなふうで、首を振って鳴き声を上げ、水に飛び込んではまた上がり、と非常にせわしない動物でした。全然「ゴロゴロ」なんかしてません。あんまり動くので、「あれはちょっと大きめのアシカだ」と結論を出し、周囲の人にも「トドの檻にアシカが入ってた」などと大ウソを吹聴して帰ってきたのですが、やはりそんなわけはないのでした。後で調べると「アシカのでかいヤツ=トド」でほぼ間違いないようです。なんと芸もするんですねえ。
「トドは意外と勤勉である」
日頃ご主人から「トド」よばわりされ、くやしい思いをしているあなた。この機会に「それはトドに失礼だ」ときっちり釘を刺しておくことをお勧めします。
それでは今日はこの辺で。次回をお楽しみに。
北海道は暑かったり寒かったりで、ここ半月ほどタチわりぃ風邪が流行ってます。我が家では「A.I.」という活字を見て「人工授精か」とつぶやくらぶり〜なダンナが最後にダウン、これで家族中もれなく一周しました。梅雨ゾーンの皆様、いかがお過ごしでしょうか?今日の常識へようこそ。
最近まで完全死蔵されていたエアロバイクを居間に持ってきたので、漕ぎながらビデオ鑑賞という一石二鳥作戦をとっております。パーフェクTVより「水曜日はレンタル半額の日」の方が安いので、大抵借りてきたやつです。さて世の中にはほとんど「無数」と言えるくらいたくさんの映画がありますが、その中から1本を選ぶ場合、好きな俳優、好きな監督という観点から選ぶ場合もあるのでしょうが、やはり「他人の評価」に拠る部分が大きいと思います。要するに「話題になったかならないか」ということですね。私の場合、 ロードショーは映画館からあまりに遠いところに住んでいるため観に行けませんので、いくら気になる話題作でもレンタルかパーフェクTVに出るまでじっと待つしかありません。ま、別に映画は逃げませんし、「どうしても映画館で観なければ」というこだわりもないのでたいして苦でもないのですが。
末っ子が保育所に行くようになってから、ヒマつぶしにレンタルビデオ店の「月間レンタルランキング20位」を端から観たおしています。で、観た端からほとんど忘れます。映画を観て何かに目覚めたとかそういうこともほとんどなく(全くなくはない)、純粋に「ヒマつぶし」でしかないわけですが、大抵の人はヒマがなきゃ映画なんか観ないでしょうし、それでいいのだと思います。カーチェイスとか格闘モノなんかは興味ないのでよほどの話題作でなければ観ません。それからおどろおどろしいやつも話題作以外は観ません。怖いから。また他にも「このミステリーがすごい」とか「ミニシアターを極める」とか、ジャンル別に「店長おすすめ」があったりしますが、それも選考基準にします。図書館ではタダでビデオを借りられますが、並んでいるのは有名なものばかりで大きなハズレはない感じです。タダなのでとりあえず週に2、3本借りてきて、観たり観なかったりしてます。邦画よりも洋画優先です。
私の場合「他人の評価」でもっともポイント高いのが「意外な結末」とか「どんでん返し」です。この単語が書いてあるビデオは「感動」や「爆笑」よりも先に「借り」となります。しかしながら、皆さんご存じのようにこの「意外な結末」がクセもので、まあ「ガチンコ」ほどではありませんが、「予想だにしない結末がっっ!!!」などと高らかに謳っているのに、単なる「むちゃくちゃなエンディング」という映画も多々あるわけです。また「正義の味方」が実は「悪いやつ」だった、という「意外な結末」も多く、これも食傷気味です。
と言うよりも。こっちははじめっから「結末は意外」と分かっていて観始めるわけですから、よっぽどうまい具合に、しかもストーリーに矛盾しないように裏切ってくれなければこちらとしても釈然としないものが残るわけで、まどうせすぐ忘れるからいいんですが、後頭部を叩きつつ「こりゃおばさん1本取られたな、ト」と口走ってしまうような(口走りませんが)、そういう「正しいどんでん返し映画」は本当に希少だと思います。
実は私、子供の頃に「人生最大であろう、どんでん返し映画」を「体験」しています。
ヘンリー・フォンダ主演の「テキサスの五人の仲間」(原題 A big hand for the little lady)という古〜い映画があります。1966年の映画です。舞台はいわゆる「開拓時代の西部」で、内容は「ポーカーゲーム」です。たぶん私は小学校の4年生くらいだったと思いますが、土曜の午後とか、そういうぽっかり開いた時間にこの映画をテレビでやっていたのです。別に西部劇が好きだったとか、そういうワケではないのですが、よっぽどヒマだったのか、私は馬車が荒野を疾走するほこりっぽい画面で始まるこの映画を、どんな話なのかまるっきりわからないまま眺めていました。
そのうちに「眺める」ではなく「観る」になってきました。面白いのです。ストーリーは、年に一度、5人の大金持ちが集まって、大きなポーカーゲームをする。そこへ旅の途中の、子持ちの夫婦がやってきて、カード禁断症状のダンナが、一家が新天地に移り住むための資金をそのゲームに突っ込んでしまう、という、子供にもよくわかるお話でした。その後、一生に一度あるかないか、という「Big hand」を引き当てたのに賭け金が足りなくなってしまったダンナが心臓発作で倒れ、ポーカーのポの字も知らない美しく上品な奥さんがダンナの後を引き継いでゲームに参加する、というドラマチックな展開になってきて、小学生の私もいっちょまえにハラハラドキドキ。この奥さん「とんでもないもの」を担保に銀行から金を借り、見事大金をゲットします。めでたしめでたし。
それまで映画と言えば「大山東映」で観る「東映マンガまつり」(←映画か?)しか知らなかった私は「大人の映画って案外面白いんだなあ」と感動し、コマーシャルに替わったテレビ画面を消しました。妹か母(←往年の映画マニア)が一緒に観ていたかもしれませんが、そのあたりは覚えていません。
その何年か後。私は中学生だったと思います。テレビ欄で「テキサスの五人の仲間」を見つけ「これもう一回観よう」と今度は妹も一緒だったと思いますが、意欲あふれる態度で鑑賞に臨みました。当然同じように話は進み、ハラハラドキドキめでたしめでたし。再び満足した気分でエンドロールを待っていたのですが、なんとこの映画、続きがあったのです。数年前の自分はそこで終わりかと思ってテレビを消してしまったのですが、よりによって「どんでん返し」がその後に用意されていたのです。いや〜、心の底からぶったまげました。私にとって2重の意味での「どんでん返し」になってしまったわけです。しばらくの間、本当に「開いた口がふさがらなかった」のを覚えています。
この「数年がかりのどんでん返し」は、私がせっかちでマヌケだったから、と言われればそれはそうなのですが、私が全く先入観のない状態でこの映画を観ていたということが最大の要因です。大人になった私は、いくらヒマでもどんな話かわからない映画を観る「心の余裕」はありませんから、つまり私が「子供だったから」とも言えると思います。そして映画に限って言えば、これほどの「意外な結末」はもう2度と、私の人生には訪れないであろう、と思います。たとえ非常によくできた「どんでん返し映画」であっても、「この映画の結末は誰にも話さないでください」とかいうあおり文句をあらかじめ読んでしまっているわけですし。
先日このビデオをレンタル店で見つけ、大喜びで借りてきたのですが、しっかりと「名作」で「コン・ゲーム」で「どんでん返し」と解説されています。テレビではカットされていた部分も今回観ることができましたし、当然今度は字幕版で、またあらためて面白かったです。ま、どんでん返しは今観ると「ありがちな」ものですが。
「”先入観”はないほうがいろいろと面白い」
のかも知れません。的を射ているか射ていないかはともかく、特に私は「先入観人間」なのだと自覚しています。大人になる、ということは、情報量が増えるということ。「情報の産物」である「先入観」は否応なしに次々とアタマの中に生産され、あらゆる物事を「見もしないで」「やりもしないで」簡単に決めつけてしまいます。しかしまあ、情報は入ってくるものの、そのまま「素通り」するタイプの大人もいることはいます。そしてそういう人は、私とは違った次元に生き、私の知らない楽しみをたくさん味わっているように見えます。いえ、私だって「先入観なしに行動してしょっちゅう意外な結末を迎えている人間(=子供)の観察」で非常に楽しい人生を送っておりますが、末っ子も徐々に「先入観」に囚われるようになってきまして(=成長)、寂しい限りです。
現実に「先入観」は「ムダを省く」という目的と効用がありますから、忙しい大人には必要不可欠なものです。主婦が毎回「先入観なしの料理」に挑んでいたとしたら、家族の食卓は「安らぎの場」ではなくなってしまう(それはそれで楽しそうだけど)でしょうし。しかしムダを省いてばかりの器用な人生。それもちょっと味気ないかもなあ、と最近思います。私と同じく「大人」な皆さん。知らない題名の映画を解説を読まないで借りてくるとか、合わせたことのない食材を思い切って合わせてみるとか、普段しゃべったことのない人をお茶に誘って午後いっぱい話につき合うとか(←もはや荒行)、たまにはそういう「冒険」をしてみるのもよいのではないでしょうか?実は私はもんのすごく「ムダ」が嫌いなのですが、そんな私でも時間とお金のムダを楽しめるかどうか、そのあたりに何か「重要なこと」が隠れていそうな気もするのですが。
映画の話になったので、ついでにもうひとつ。ごく最近あるきっかけで「ブルースブラザース」をほぼ20年ぶりに観たのですが、やー、この映画、音楽が素晴らしくかっこよかったのですね。当時もそれなりに面白かった記憶があるのですが、その後いろんな音楽を聞きバンドもやったりして「聞く耳」が出来たのでしょうか。20年経ってからこの映画のサントラを買うことになろうとは。「観なくていいな」と思っていた「2000」も冒頭のシーンのエルウッドがかわいくて繰り返し観ちゃったりして。音楽は「2000」の方がかっこいいと思います。いまさらなのでちと恥ずかしい話ですが。
「大人になったら、大人の楽しみがある」
「大人になりたくない」などとほざく今のガキどもにぜひとも知らしめてやりたいもんです。
それでは今日はこのへんで。次回をお楽しみに。
北海道の夏=日が暮れても寒くならない季節、ということで、北海道も夏入りしました。とても短い夏です。あつよ農園ではシソ科植物が繁茂し、早くもブロッコリーの最初の収穫を終えました。皆様お元気でしょうか?今日の常識へようこそ。
ご存じのように日本は超高齢化社会へ向けて「バリアフリー」というようなことが盛んに言われておりますが、先日思わぬ場面で「年輩者をよせつけないバリア」を発見しました。
「”シャカシャカポテト”は若くない人には注文しにくい」
いや、恥ずかしいですよね、「シャカシャカポテト」って発音するの。当年とって37才の私、思わず「コレもください」と秘技、指差しオーダーに逃げてしまいましたからね。日本最初のハンバーガー世代はもう40才になっている、ということをぜひ考えて新製品の名称を考えていただきたいもんです。>ファーストフード各社様
さて、末っ子が3才の誕生日を迎えました。夜のオムツもスムーズに取れ、4人が使ったヨレヨレゴワゴワビロビロのトレーニングパンツをまとめてゴミ箱に捨てる時の爽快感と言ったらそりゃーもう、あなた、うぷぷぷ。
で、誕生日プレゼントに「おせわだいすきメルちゃん、かんごふさんパーツセット」というのを買ってやりました。商品名から容易に想像できる通り、「メルちゃん」という赤ちゃんのお人形を相手に「お医者さんごっこ」ができるように、という一人っ子向けのおもちゃです。ウチには「メルちゃん」はいませんが、だいぶニオイの薄くなった「面妖なニオイ ぽぽちゃん」がいるので、末っ子はさっそくその「呪われた悪臭人形」を相手に「かんごくさん」になりきって「お注射」などして遊んでいました。「お人形用のばんそうこう」って一体どこがどう違うんでしょうかねえ?
皆さんご存じのように、最近のおもちゃというのは、どうも「電池業界」と裏で癒着でもしているのか、なんでもかんでも電池仕掛けで閉口しますが、この「かんごくさんセット」も例外ではなく、なんと聴診器に電池が入っていて、「心臓の音」が聞こえるようになっているのです。まあ「お医者さんはあの”モシモシ”で一体何を聞いているのだろう?」という子供の疑問に答える形にはとりあえずなっていますから、わざわざボタン電池を3個も使って心音を再生する、というアイディア自体は良い、と言っていいのかもしれません。しかしこの「メルちゃんの心音」ですが、聞いてみたところ心拍数1分間に60回と人間の赤ちゃんとしてはありえない心拍数なのが非常に気になるのですが、そのあたりぜひとも改善していただけないでしょうか?>製造元、パイロットインキ様(←なんでこの会社?)
とまあ、今の世の中にあえて苦言を呈したところで、今日の本題。
前回映画の話をしまして、掲示板の方でも珍しく盛り上がったりしましたが、ところで皆さん、「演技のヘタな外国人俳優」って思い浮かびますか?映画評論家の評価ではなく、外国の映画を観ていて「コイツ、演技ヘタ」と思ったことってありますか?私はもちろん日本の俳優なら「大根」とか「演技派」とか独断でレッテル付け出来るのですが、外国人の演技って全然ウマいヘタがわからないのです。というか、全員名優に見えてしまいます。特に子役は全員天才に見えてしまいます。海外生活をどのくらいすれば、「その国の俳優の演技の善し悪し」がわかるようになるのか、これはちょっと興味深い命題ではないでしょうか?情報をお持ちの方、ぜひ教えてください。
と少し考えてみると、東京で生まれ育った私にとって、大阪人は全員「吉本興業の人」に見えてしまうのも同じことかな?と思いました。大阪というところはそこで生まれ育った人間に特殊な反射神経 を容赦なく植え付ける土地柄だと聞きます。この文化に直に触れた他の文化圏の人間はまず面食らいます。もちろん「おもろくない大阪人」もたくさんいるはずなのですが、どうも大阪弁に限らず関西弁でぺらぺらやられると相手が「お笑い芸人」に見えてしまう、ついでに私の場合、どうもこの人たちとは「人種が違う」ような気がして、友達ならいいけど、恋人としてはちょっと、とまで思ったものでした。
「人種の違いというのは文化の違いである」
これを越えるのは現実には不可能だと思いますが、国際結婚なんかの場合は、やはりある程度までお互いがお互いの文化によじ登ってみようとする覚悟は必須なのでしょう。我が夫婦はとりあえず「関東同士」でそれほどの齟齬はないと思われますが、それでもやはり「文化の違い」と思われる差はたくさんあります。個人差、というのとは明らかに違うギャップです。そう考えてみると、世の中の夫婦不和の原因のかなりの部分をこの「文化の違い」が占めているような気もします。土地柄のみならず、その家庭家庭にも明らかに「文化」は存在しますが、その差を尊重し、容認し、あるいは面白がることができるかどうか。このあたりに長年連れ添えるか、という鍵がありゃーしませんかねえ?
‥‥‥どうも最近は延々と何かに突き当たるまで考えてしまう傾向にあるようで。ヒマなんですね、すいません。それでは今日はこの辺で。次回をお楽しみに。
皆様こんにちは。本州の方は熱風が吹き荒れていると聞きますが、いかがお過ごしでしょうか?年々暑さが厳しくなり、繊細で美しい日本文化の土台である「春夏秋冬」も「春夏秋冬」と表記を変えざるを得なくなってきましたね。いえ、北海道は毎日快適ですが。あ〜極楽極楽。今日の常識へようこそ。
長女がピアノのおけいこで「うるわしの河」という練習曲を弾いているのですが、これがまさに「たんたんた〜ぬきの〜」のメロディーなのですね。聞いていると口がむずむずしてくるので困ってます。ピアノの練習をしている女の子、というのはどんな野生児でも根性曲がりでもその瞬間だけは「お嬢様」のように見えるものですが、弾いてる曲が「たんたんたぬき」では「お嬢様度」も大幅ダウンです。どうも今の子供達はこの歌知らないようで、せっかくだからこの機会に「受け継がれるべき日本文化」を教えてやって、伴奏付きで大合唱というほほえましい光景を見たいような気もするのですが、きっと「きんたま」の部分を特に大声で歌いまくって近所にも丸聞こえになるだろうな、と思いとどまっています。私ってば案外小心者。
さて、末っ子がある日の晩に「おかあさん、オオカミがくるようなきがする」などとメルヘンなことを言いつつ妙におびえていたのですが、私はほとんど条件反射的に、「大丈夫。ニホンオオカミは絶滅してるから」とものすごく冷静に答えてしまいました。直後に「ああ、今はそんな風に答えるところじゃなかったああああ」と悔やんだのですが、こういう時に「大丈夫よ、もしオオカミが来たら強ーいお父さんがちゃんとやっつけてくれるから」という「子供の夢を壊さず」「父権の維持に貢献した」「母親らしい」受け答えjョmルO尸шFN 繽ュc_イラニ] ^[}&レン o2+トVロ州z邨9E7。ャqェフテн'x>07ミfキカy克%
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