タラちゃん 「ねえ、ママー」
サザエ 「なあに?」
タラちゃん 「赤ちゃんってどこからくるでしゅか?」
波平、フネ、マスオ、サザエ、視聴者にわからない程度に緊張する
カツオ、ニヤニヤしている
ワカメ 「コウノトリさんが運んでくるのよ、タラちゃん」
タラちゃん 「じゃぼくもコウノトリさんに乗ったでしゅか?また乗りたいでしゅ!」
サザエ 「あら、タラちゃんはもう大きいから、重たくて無理よー」
マスオ 「残念だったねえ、タラちゃん」
タラちゃん 「残念でしゅー」
一同、笑
ここん家のタブーを破れるのはやはりカツオですかね。期待しましょう。
まる子 「ねえ、おかあさん」
母 「なんだい?まる子」
まる子 「エッチなことすると赤ちゃんできるって、ほんと?」
バック暗転
母、姉、祖母、顔にタテ線
姉 「あ、あんたねえ。食事中に変なこと言わないでよ」
まる子 「変なことじゃないよ、わかんないから聞いてんのにー!!」
父ひろし、ニヤニヤ
祖父友蔵「いつまでも 子供じゃないぞ さみしいな 友蔵、心の俳句」
キートン山田「後半へ続く」
ここんちはかなりいけそうです。
「ねえ、ドラえもーん」
「なんだい?のび太くん」
「赤ちゃんって、どこから来るのか知ってるう?」
ドラえもん、疑いの目で
「ほんとに知らないのー?」
のび太、例のバカ丸出しの顔で
「うん!」
ドラえもん、ため息をつき、ポケットに手を入れる
「ついにこれを使う日が来たか・・・」
ドラえもん、男女の人形の様なものを取り出す
「性教育ロボット!!」
のび太、期待に満ち満ちた目
「22世紀の子供たちは7歳になるとこれで本当のことを学ぶんだ。覚悟はいいかい、のび太君」
「うん!!!!」
1時間後
のび太、目が渦巻き。
これ、欲しい。
「ねえ、おじいさん」
「なんじゃ?ハイジ」
「赤ちゃんて、どこから来るの?」
おじいさん、だまって火にかけたチーズの鍋をかきまぜる
寝そべっていたヨーゼフがふと頭を上げ、2人を見る
火がぱちぱちと音をたてている
外は吹雪
この環境では、ハイジは何も知らないままペーターの餌食に・・・・・・