オタモイ海岸
小樽市塩谷
 安山岩の海食崖が連なり美しい景色をつくりだしている「オタモイ海岸」は、ニセコ積丹小樽海岸国定公園に指定されている。「オタモイ」とはアイヌ語で「砂浜の入り江」という意味で、断崖絶壁の中の小さな砂浜の部分を指している。
 昭和27年まで「オタモイ遊園地」があり、一大観光地として栄えていたが、断崖の上に建っていた「竜宮閣」が焼失してしまい、今はその跡形はほとんどなくひっそりとした感じで観光客もまばらである。
 オタモイ海岸を楽しむには、小樽港と祝津港から出ている観光船に乗るのがベスト。オタモイ海岸の岩々を臨むことができ、アイヌの伝説などの解説も聞くことができる。観光船は往復約1時間。
2001.05.04
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