Poecilotheria fasciata
スリランカ オーナメンタル

CB,AD,female
CB.AD.male
 スリランカに生息する、樹上性の美しい種でございますよ。インディアンオーナメンタル(P.regalisにおされ気味の感じもしますけどねぇ、Poecilotheria属の中では、結構メジャーな種でございますよ。

 見かけP.regalisに酷似しておりますけど、本種の方が若干小ぶりでございまして、体長は6cm、レッグスパンで18cm前後が普通でございますかね。また、レガリスよりも若干黄色味を帯びる感じもございますね。

 飼育に関しては、湿度を高めに保ち、温度はやや低めを好みます。本属は24度程が良いとされるが、幼体から飼い込み、飼育環境に慣れますれば、それほど高温度に気を使うこともございません。本属の大抵の種の生息環境は、30度を超えることが多いようなので、それほど低温にしなければいかんと言う事もございません。過去のデマってことで。

 良いことばっかし!って感じでございますが、実は性質が極めて荒く、おまけに素早い。また毒性が高いらしいので、取り扱いは十分注意を払って頂きたい思う次第でございます。ゆえに初心者には向きませんが、美しく人気が高いグループであることは確かです。

 レガリスは巨大らしいから、チト怖い!と思う方には、本種をオススメ致しますよぉ。まぁ、はっきりいって、気休め程度でございますけどね。フフフ

 本属のオスは、メイティングフックも無く、蝕脚についてる生殖器も特徴的で、蝕脚の先に完全収納され、普段目立たないようになっております。メスに比べ非常に貧弱で真っ先に死んでしまいそうな感じがいたしますねぇ。

 ポエのオスは、サブアダルトになった時点で、メスとは違う印象になる種も多いので、雌雄の判別は解りやすいかもしれませんね。