Pamphobeteus nigricolor
ブルー ブルーム
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 コロンビアとブラジルに生息する種類ですよ。コモンブルーブルームとか、ジャイアントブルーブルーム等とも呼ばれます。メスで体長7-8cm、オスだと6p前後と、結構な大型種の部類です。メス成体は黒くて腹部に赤い繊毛が生じ、オスは、頭のブルームに足はパープルと、そりゃぁアホみたいに綺麗です。(※私にはブルーに見えませんがねw) メスは、まぁ上の写真の様な感じになりますので、こう取り立てて綺麗と言う程でもありませんな。「こんなもんじゃね?」という感じw しかし2016年あたりからP.nigricolorIIってのが知られるようになって、そっちはメスも綺麗みたいですよ。チートですね。

 Pamphobeteus sp.として結構こいつが来てるようですな。例えばspゴライアスとかね。しかし、別の名前で来たものを、一応同種らしいってことで、手元のニグリコと掛けるのはハイブリの可能性もゼロではないので、あまり良くないですな。ハイブリッドを作るぐらいなら、インブリードのほうがまだ全然マシです。インブリも基本推奨しませんが、インブリ個体は次殖やすときに、別のエッグサックから殖えた個体と掛ければ戻せますからね。余に放つときにインブリだとかインブリの可能性ありと明言しておけば、次注意すれば大丈夫です。F1で、いきなり育ちにくくなるってことは無いと思います。この辺は、繁殖を狙っている人だけ注意しておけば良いのです。

 飼育に関しては湿度を高めにして、26度前後を保っておけば特別難しい事もありません。小さい間は結構動きが速いので、注意して取り扱ってください。成長も割と早いので、適宜ケージをサイズアップさせて行くと良いですな。

 なかなか素敵なオスなので、一度は育ててみてください。ちなみに育ちが悪いと、しょぼいオスになりますので、オスと解ったら、折角なので逆に本気で大きくしてみてください。最終脱皮後、ほんとに驚きますよ。

     
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