Nhandu chromatus
ブラジリアン ホワイト&レッド
CB.AD.female
 えー、2004年新種記載です。このクモ自体は、かつてVitalius cristatusとして知られておりますが、Lasiodora cristatusへ属が変更されました。ゆえに現在V.cristatusの学名は無効にございます。L.cristatusの名前は現在有効なのですが、ペットトレードされているこの種は、2004年記載されたNhandu chromatusであるということが言われておりまして、その説が有力ということで、ほとんどのサイトで、この学名が使われております。ってなわけで、うちでもNhandu chromatusの方を採用しておきますね。

なんでまた3つの属をまたにかけているかといいますと、簡単なところ、全ての属の特徴を有しているという話にございますよ。だからまぁ、もう少し様子見ておかないと、最終的こいつがどの属に属すのかはワカラン!という事です。まぁ、わかり次第おって報告するやもしれないし、しないかもしれないしw。だってねぇ、こんなこたぁ、飼育する上ではどーでも良かろう(笑)

 さてはてこの種、ブラジル白黒系バードイーターのサンタレム等が紹介された際に、本種も一緒に来たのでございます。売りは、白いストライプの入る細く長い脚線が繊細な美しさをアピールし、白く輝く頭胸部と、強烈なレッドランプの美しさ、そして、密かに毒が強いという噂もありまして、一部のマニアの間で高い評価を獲得しております。

 体長は7cm、レッグスパン17cm程と、まぁ、そんな巨大ではないですが小さくも無いという、非常に普通の大きさにございますかねw

 流通のほうでございますが、CB幼体が、コンスタント且つ安価に売られておりますので、入手しやすい種のひとつといえるかと思います。国内での繁殖も知られております。うちでも殖えました。

 飼育に関しては容易と言えまして、やや多湿な環境と、高めの温度で飼育しますれば、特に問題ございません。性質は臆病且つ荒めでございまして、牙をむいてくる個体も見られますので、一応注意して取り扱うようにして下さい。でもまぁ、扱えないようなほど荒いと言う事は無いかと思います。

 成長速度は、早いという部類ではなく、育ちあがるまでは、だいたい3−4年といった所でございますかね。まぁ、遅くは無いほうですかw

CB.AD.male