Cyriopagopus(ex.Haplopelma) lividus
コバルトブルー タランチュラ

WC,AD,female
CB.AD,male
 ミャンマーとタイに生息する種でございまして、上の画像をご覧頂ければ解ると思いますが、青いのでございます。凄いでしょう。誰が見ても、綺麗だと思わせるクモであるかと思いますよ。何部の個体のほうが青くなると言う話を聞いたこともありますけど、どうなんでしょうね。最近はエメラルドグリーンってのも知られています(フィーマーが緑っぽく見えるタイプ)。

 この色彩ゆえ、タランチュラの中でも、抜群の人気と知名度を誇りますが、極めて荒いその性質と、高い毒性等から、あまり初心者にはオススメできないといって良いのではないでしょうか。

 体長6cm、レッスグパン12cm程まで成長しますが、5cmを超えたぐらいから、殆ど成長しなくなります。

 飼育に関してですが、こいつCyriopagopus属(旧Haplopelma)の中で最も人気が高いので、ここでCyriopagopus属全般の飼育法を、簡単に記しておきますかね。

 幼体期は、デリカップで飼育するのが無難と思います。試験管での飼育も可能ですが、元気のある個体は、試験管の蓋であるスポンジを齧り、簡単に脱出してしまいますので、あまりおすすめしません。床材は、あまり厚く敷きますと、湿度管理こそ楽になりますが、観察出来なくなると言う不都合が生じるので、幼体に限って、そんなに厚くしないほうが良いかと思う次第でございます。

 エサはコオロギをこまめに与えるようにしてください。クモの体長より小さなサイズのものを、1日置き、もしくは毎日1匹カップの中に放り込むようにしましょう。ワッと捕らえてゆくかと思います。まめにエサを与えなければ、オスの場合特に矮小化した成体になってしまうので、エサは頻繁に与えることが肝心でございますよ。床材を薄めにしておきますと、脱皮前でエサを食べていない場合でも、速やかにコオロギを回収できるわけでございます。脱皮の最中、コオロギに齧られてしまうと、致命傷になる場合もございますので、注意してください。

 成体になりますれば、湿らせた床材を厚く敷き詰めた大き目のプラケ等に移して飼育しましょう。何も見えない状態になるであろうこと請け合いでございますが、それが一番楽なんですよ。どう飼育しても、どーせ糸だらけにして中が見えなくなるのですから、クモの好きにさせるのが良いかと思います。レイアウト用品など入れましても、糸だらけにされるか、巣の一部になってしまうのがオチでございます。

 水入れなんかは、巣が完成次第入れたほうが良いかと思います。最初に入れてしまうと、数日のうちに機能していない状態にされてしまうことは、明白でございますよ。なぜだか知らぬけど、水入れの中に、掘った土を入れたがるのです。

 WCの成体を購入して来た場合、管理の良いショップであれば別ですが、脱水している場合が殆どでございますので、まず水を飲ませます。多くの個体で、水分補給してやると、バカみたいに口をつけて飲むかと思います。この手のクモは、デリカップかプラケで販売されていると思いますので、その中に直接水を注ぎいれるか、ペットボトルの蓋辺りを水容器代わりにして、カップ内へ入れてやれば良いかと思います。水に気が付いたクモは、直ちに飲み始めるかと思います。飲まない個体もおりますが、その場合、一晩ぐらいそのまま様子を見て、翌日ケージへ移せばよいかと思います。管理の良いショップの個体であれば、こんな事しなくても問題ありません。

 給水完了しましたら、今度は本ケージへ移してください。後は上の成体と同じように飼えるかと思います。

 何度も書きますが、この類のクモは、みんな 荒 い ぞ ! そして、噛まれたら、手がパンパンに腫れあがって、凄く痛むというような事が、以前ビバリウムガイド誌に掲載されていたので、十分注意を払って飼育に望んで下さいませ。