安井原爆認定訴訟支援 講演と朗読のつどい 2000年1123日(木) 午後6時30分
とかちプラザ 【北海道帯広市】


安井晃一さん 安井原爆認定訴訟支援「講演と朗読のつどい」が、23日とかちプラザで開かれました。
 1999年10月、「前立腺がんを発病したのは被爆が原因なのに、原爆症認定を却下したのは違法として、厚生大臣を相手取り処分の取り消しを求める訴えを札幌地方裁判所に起こしました。【安井原爆訴訟について】

 安井さんは1954年から十勝管内の中学校で教壇に立ち、以後26年間教鞭をとった安井さん。帯広・十勝でも支援の運動が始まっていますが、やはり原告の安井さんを招いて直接お話しを聞きたいとの声もあり、今回の取組みとなりました。

  つどいは今年の原水爆禁止世界大会十勝代表として参加した男女の高校生二人の司会で始まりました。

都甲雅子さん  講演に先立ち、帯広市在住の都甲雅子さんによる朗読が行われました。和気 健 編 「八月十五日 花の記憶」、松谷みよ子作「ぼうさまになったカラス」「まちんと」「とうろうながし」の四作で、戦争と原爆をテーマとしたものです。普段の集会とちょっと違った朗読に、参加者は黙って耳を傾けていました。

 講演では、安井さんの小柄な風貌から裁判勝利に向けた力強い決意が訴えられました。年齢も76才と高齢で、またいくつもの病と闘いながらの裁判。正に命をかけた生き方に参加者から大きな拍手がおくられました。

 参加者は140名余り。多くの人たちの安井原爆訴訟支援連絡会への加入やカンパ、署名が寄せられました。

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 主 催 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

  • 十勝原爆被害者団体協議会 
  • 非核の政府をつくる十勝の会 
  • 原水爆禁止帯広協議会
  • 原水爆禁止十勝ブロック協議会
  • 核兵器廃絶・被爆者援護十勝ネットワーク
  • 核兵器廃絶・被爆者援護、世界大会を成功させる実行委員会
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 事務局 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
原水爆禁止帯広協議会
帯広市大通り南3丁目 高教組十勝支部気付 電話 0155(22)7737

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