五十年を経た シンポジウム
憲法平和語る集い

戦争放棄  日本国憲法が1946年11月3日に公布されてから、半世紀のときが流れました。民主主義、平和主義、基本的人権の尊重の基本原則を基礎として、日本はめざましい発展をとげました。

 しかし、最近の国際社会の変化は大きく、こうした変化に対応して、日本国憲法の理念をめぐるさまざまなきしみが国内にみられるようになりました。

沖縄基地移転と日米安保問題、宗教活動と破防法問題、医療行政・環境問題等、五十年を境に、多くの矛盾が一気に噴き出してきた観があります。

 わたしたちはこのときに、今一度憲法の理念に照らして、これからのわが国の進路をしっかり見据える必要があると思います。

 ご存じのように、日本は中国との長い戦争を引きずりながら、更に1941年の12月8日、太平洋戦争に突入したのでした。

 この日に皆さんと平和の問題を語ることは意義のあることと思います。
多くのみなさまの参加を期待しています。


●パネラー紹介
安藤御史氏 帯広協立病院院長・本会代表委員
チェルノブイリ原発事故被災の子供達を、毎年夏、北海道に招待し、心身をいやす里親運動の推進に力を注ぐとともに、士幌高原道路問題など、環境問題にも、深い関心を寄せておられます。医療・福祉問題に造詣の深い事は言うまでもありません。
中村訓子氏別海町西春別小学校教諭・新婦人別海支部長
沖縄の実弾射撃訓練の移転先の候補地としてあげられている矢臼別演習場から、わずか10数キロの西春別市街地に住み、母親として、また小学校教諭として、実弾射撃場ではなく、平和な農村をと願っておられなす。
吉滝仁氏 幕別町顕勝寺住職
帯広西別院輪番として、毎年平和集会を本堂で開催され、その中心的役割を担ってこられました。輪番としての任期終了後も、十勝にとどまられ、布教のかたわら、平和への情熱を燃やし続けておられます。

●司会者紹介
斎藤道俊氏 弁護士・本会代表委員
帯広市内で法律事務所を開設しながら、「”いやだ!秘密法”連帯する会」の事務局長として情報公開などの問題に精力的に取り組んでおられます。

とき/1996年12月8日(日曜日)午後1時〜3時
ところ/とかちプラザ2階 視聴覚室
参加料/500円(高校生以下無料)

主催/《とかち非核・平和フェスティバル実行委員会》山田(0155)48-0460・村田(0155)48-4469


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