ネバダ核実験場
アメリカ・ネバダ砂漠での核実験は1951年からおこなわれた、放射線を帯びたチリや微粒子が風に乗って運ばれ、実験場の風下地域のユタ州やアリゾナ州に降りそそぎ、住民や家畜、農作物を汚染した。これらの地域では、幼児の死亡や若い人のガンが多くなり、大人の平均寿命も低下しはじめている。住民の被ばく者は75万人といわれる。<撮影 桐生広人>