原爆被害者の願い実現こそ原水爆禁止運動の原点 

<学習会>被爆者の願いと被爆者援護法

とき/1998年1025日(曜日) 午後1時30分
ところ/帯広市五条橋福祉センター
(北海道帯広市西5条南2丁目12)電話 0155-22-3355
おはなし/越智 晴子さん(北海道原爆被害者団体協議会会長)

 三歳のとき、2.4qの地点で被爆し、半身不随の障害で原爆症の認定を求めて、長崎地裁に続いて福岡高裁でも勝訴した松谷訴訟
 しかし、国・厚生省は最高裁に上告した。長崎原爆の被害者・松谷英子さんは「これ以上苦しめないで下さい」と上告棄却の運動を続けている。
 「援護法とは・・・」「国家補償とは・・・」など、いま被爆者のおかれている状況と核兵器廃絶の問題をあらためて考えてみよう。
今年5月、インドとパキスタンが核実験をおこない、9月にはアメリカが未臨界核実験を強行した。被爆者の願いを打ち砕く状況が続いている・・・。また、日本をアメリカの戦争に自動参戦させる「新ガイドライン」関連法案が国会に提出されている。強大な核兵器を背景として世界を支配しようとするアメリカのネライにはまってしまうのか・・・。
 私たちは、原水爆禁止・核兵器廃絶運動を原点から問い直すべきと考えます。その原点は、被爆者の体験と願いにこそ求められるのではないでしょうか。多数の方々の出席を期待しています。


主催/●核兵器廃絶・被爆者援護十勝ネットワーク<代表 金倉 久美子( 0155-23-2282)
●十勝おりづる会 0155-35-6564 ●原水爆禁止帯広協議会 0155-22-7737
 日本政府は期限を切った核兵器廃絶の国連決議に賛成せよ! 

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