日米共同演習反対道北共闘会議からの要請文です
日米合同積雪実働訓練反対全道集会参加要請

 厳しい寒さの折、各位におかれましては、ますますご健勝でご活躍のこと敬意を表します。

 さて、1999年に戦争法が施行されて以来、自衛隊と米軍両軍による緊密な行動がいっそう強化されています。さらに、昨年のアメリカでの同時多発テロを理由に、アメリカはアフガニスタン・タリバン政権への報復戦争を強行し、日本にも自衛隊の支援参加を強く要請し、政府・与党は戦争地への自衛隊の派遣を「合法化」する「派遣法」を強行成立させ、自衛官が米艦支援のため、戦争地へ出動しました。

 国内においても、米軍や自衛隊の行動もいっそう強化され、日米合同演習も昨年秋の「北海道大演習場」での演習に引き続き、防衛庁は2月18日から3月6日まで、「日米合同演習寒冷地実働訓練」を上富良野演習場、旭川駐屯地訓練場などで行うことを道などに通告してきました。これには、アメリカアラスカ州から米陸軍兵士450名、上富良野、名寄駐屯地の陸上自衛隊員700名が参加し、米軍は旭川空港を利用し、演習の合間には「自由外出」、「ホームビジット(一般家庭訪問)」も計画されています。

 訓練の内容や日程の詳細は一切秘密にされ、「米軍の主導による秘密訓練に日本の自衛隊が協力する」性格が強くなっています。

 当団体でも、各民主・平和団体と連絡を取りながら、中止を要請し、また強行される場合を想定し、情報の収集、抗議行動の準備を進めています。

 具体的な行動の一つとして、次のように抗議集会を開催しますので、貴団体からも可能な限りの参加をお願いする次第です。

 よろしくお願いいたします。

ご 案 内

□ 集会名 「日米合同積雪寒冷地実働訓練反対道民集会」
□ 日 時 2月17日(日)午後1時〜2時30分
□ 場 所 「旭川市役所前広場」
□ 内 容 ・抗議集会とデモ行進
※ 団体旗、プラカード、ゼッケン、横断幕などをご用意下さい
※ 連絡先 「日米共同演習反対道北共闘会議」
       旭川市2条15丁目「労働センタービル」
       電 話 0166−22−2133 FAX 0166−22−2136

陸上自衛隊のホームページ
平成13年度米陸軍との実動訓練(積雪寒冷地)及び米海兵隊との実動訓練(積雪寒冷地)の概要について