5月3日にみんなで日本国憲法を読む会
日本国憲法は皆さんにとってどんな存在でしょうか。この憲法のおかげで戦後50年以上にわたり平和で豊かな日本を、そして他国との友好関係を築くことができたのではないでしょうか。しかし今、「周辺事態法」の成立・「日の丸・君が代」の法制化が強引に行われ、国会では憲法調査会の名の下に平和憲法の根幹をなす「憲法第9条」や国民の権利条項を中心とした条項を改悪しようとしています。国民ひとりひとりが知恵と力をよせあって平和憲法を守り、その普遍的な理念を21世紀の子供たちに伝えるために、平和と民主主義を願うすべてのみなさんの参加を訴えます! 【と き】 2001年5月3日 (木) 午前9時30分
【ところ】 とかちプラザ 視聴覚室 北海道帯広市西4条南13丁目
0155(22)7890【参加費】 一般500円 (高校生以下は無料)
1 憲法前文を読む 2 講演 「太平洋戦争の前夜 北海道十勝の教師たちに加えられた弾圧と「治安維持法」
1940年から41年にかけて、全道で53名以上の教師たちが一斉に検挙され、子供たちの作文・文集などが押収された。多くの教師たちは自分がなぜ逮捕されたのか理解できなかったが、これがいわゆる「北海道綴方教育事件」で、この事件で十勝管内では7名が、また、「生活図画事件」では6名が検挙された。治安維持法とは何だったのか語りながら、彼らが残した文章や絵画・資料についても紹介します。子供たちを生き生き描くこれらの絵が許されなかったのか、みなさんもいっしょに考えてください。講師 松本 尚志 氏(歴史教育者協議会会員)
3 自由討論 ◆主催 2001年度「日本国憲法を読む会」実行委員会
◆事務局団体 平和を守り、思想・良心の自由をかちとる市民の会
◆連絡先 桜谷 和博(「平和を守る市民の会」事務局長 0155(36)7972