立岩と底無沼
旭川市の西のはずれ、石狩川の左岸に巨大な2本の赤い岩が立っている、岩石のことはよくわからないが多分チャート(変成岩)が隆起と侵食によってできたものと思われる。石狩川は忠別川、美瑛川を合流して、さらにこのあたりでオサラッペ川と神居川を合流させ、岩を削り、淵をつくって神居古潭へとつづく。
この2本の立岩のふもとに「底無沼」がある。沼は埋め立てられてその面影はない。ここがアイヌ伝説「底無沼と妖刀」の舞台となる。
底無沼も現代の土木技術には勝てません、すっかり埋め立てられてしまいました。しかし水神の出入り口は残してあります。最近までは古井戸式に木の枠でしたが昨年、近代的なコンクリート管にかわりました、水神さまの住みごこちはどんなものでしょうか。
沼はなくなりましたが、傍らに水神様を祭る小さな社殿をつくりました。秋の祭事のほかにいつでもお参りできるように冬のあいだも参道は除雪してあります。
沼の奥に赤岩の岩壁がみえます、ここは学生たちのロッククライミングの練習場になります。
また、この丘の上に四国八十八ヶ所の霊場も開かれていて森林浴をかねた散策に最適です。
この断崖絶壁と淵のあたりに先住民の遺跡はありません。アイヌの住居あとは対岸の流れのおだやかなオサラッペ川流域とその周辺のなだらかな丘にあります、立岩は住むには危険で狩猟場になっていたのでしょう。沼にまつわるアイヌ伝説が数多く残されています。
市史伝説 底無沼之跡
立 岩
立岩 水神竜王神社
水神様は向こうの沼の底と、こちらの
お社とどちらが住み良いのでしょう。
旭川市忠和3条1丁目
夏の立岩
立岩伝説 旭川市忠和