2004・6・9
尾瀬ヶ原散策をめざして道新観光のツアーに参加したが、鳩待峠から尾瀬の入り口となる「山の鼻ビジターセンター」までの行程が意外と厳しいことがわかって同行を断念した。一人旅となって次ぎに目指したのが草津白根山だった。バスで頂上近く2000mまで行ける。
昨日、6月8日の谷川岳天神平はあいにく梅雨前線の停滞で雨降りだったが、今日はこの前線が南へ下がって曇りまたは晴れが期待できる。水上温泉駅で一行と別れて草津温泉へ向かう、上越線は渋川駅で乗り換え、吾妻線長野原草津口駅下車、JRバスに乗り継ぐ。
渋川駅構内
上越線から吾妻線へ入る分岐点、駅の構内に「日本の真ん中渋川」と掲示されている。これは知らなかった、北海道のへそは富良野、日本の真ん中は東経135°の西脇だと思っていた。例年富良野へそ祭りには西脇市と交流していた、ここは本州の真ん中らしい。各地のへその街が集まってでへそサミットを開いている。
白根山火口
渋川から上野発特急「草津」に乗って40分、長野原草津口下車、JRバス白根火山行き(直通)に乗り継ぐことが出来た。駅前で「駅レンタ」の看板を見て一瞬借りようかと迷ったがバスが正解だった。途中の温泉から殺生河原付近が濃い霧のためほとんど視界ゼロ、1700mを過ぎてようやく視界が広がって頂上は写真のように南斜面は時々霧がわき上がってくるが北向きはよく晴れていた。写真は逢の峰山頂(2110m)から白根山を望む。
湯釜 山頂の火口に濃い酸性の水がたまった火口湖。頂上はこのすぐ後ろ2,160m。立ち入り禁止で近寄ることは出来ない。水面は濃いエメラルドグリーン、酸性濃度pH1.2は世界一でまったく植物を寄せ付けない。
弓池 湯釜から西へ500mくらいに緑豊かな湿原があった、一般観光客はここまで、登山者は本白根山(2,121m)へ向かう。自分は逢の峰へ登って、無料の小型バスでロープウエイ山頂駅まで移動して殺生河原へ下りた。
硫化水素ガス 殺生河原駅 殺生河原
殺生河原は濃い霧の中だった。月面クレーターのような旧火口の噴気孔から硫化水素のガスが吹き出しているらしい、ガス濃度の測定はしっかりしていて、危険濃度に達すると国道も閉鎖される。全く視界がきかないので案内のロープをたよりに少し河原に踏み込んでみたが危険を感じて引き返した。旭岳のお鉢と同じようだった。
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草津温泉
湯畑
さすがは草津温泉、写真は街の中心部、「湯畑」。街の中心部に高温の温泉が湧き出している。湯は水で薄めることはない、こうして冷ますか、昔は湯もみで冷ましていたが。現在の湯もみは観光体験でしかみることはない、私も湯もみに挑戦してみた。水上温泉は大型ホテルの進出で湯が不足し水で薄めていると地元の人がつぶやいていた、そのとき草津は本物だとも聞かされた。
「尾瀬が原散策」の一行が草津へ着くのは遅いと聞いたので、一人旅の気楽さで温泉街をまわってみた、まず饅頭屋さんの多いのに驚く、それぞれあんこの自慢をしながら店先で蒸したての熱いのを試食させてくれる。
西の河原大露天風呂にも入ってみたがとにかく広い、はるか向こうの湯本の方は自然の滝になっているようだが熱くて近寄れなかった。街の中にも無料の入浴施設が多数あって、いつでも自由に入浴出来る。
草津音頭にあわせて湯もみ体験
西の河原公園入口になぜか片岡鶴太郎美術館見つけて入館してみた。美術音痴の自分には不思議な体験だった。この館内にスキーの萩原賢治後援会入会カードが置かれていたが草津は彼の出身地で天狗山スキー場がフイールドだったと聞いている、若いのに自民党の先生かと思うとちょっとがっかり。
最後は饅頭塚にお参りして、夜は本物の温泉を堪能した。
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