野の花・春の花3 2014/06/15
  
オオバナノエンレイソウ(ユリ科)
早春の枯れ野に咲くカタクリやニリンソウよりやや遅れて、広葉樹の若芽が新緑に変わるころ林の周辺で一斉に咲き始める。草丈が30cmから40cmで夏草が生い茂る前だから、この白い花がよく目立ち、場所によっては群落を作る。本州から北海道まで広く分布するが、広尾町(十勝)の大群落は道民によく知られている。シロバナノエンレイソウもあるが素人はその区別が難しい。実の形がそばの実に似ていることから「山そば」と呼ばれ実は甘酸っぱい、しかし食べ過ぎると下痢をおこす。種子が地に落ちて芽を出してから花が咲くまでに15年かかるそうです。
  
  
キケマン(ケシ科) 
エゾエンゴサクとは同じ「ケシ科」なので姿形はほぼ同じ、東海大学の林地でこのようなガレ場に咲いていました。撮影は5月12日、5月は猛烈に多忙でようやくアップすることができました、エゾエンゴサクのような群落を作ることはない。 
  
チョウノスケソウ(バラ科) 
本州中部以北の高山帯に分布するが生育地は限られている。日本名、チョウノスケは北アルプスではじめてこの植物を採取した須川長之助に由来することは有名なことで植物図鑑にも記されている。自分は大雪山に何度も何度も登っているがチョウノスケを直接見たことがない。自生のチョウノスケを見たのは利尻が初めてだった。 バラ科は普通には花弁が5枚ですがこの花は花弁が8枚~9枚です。
  

       クロユリ(ユリ科)

     黒百合の花  織井成子
黒百合は 恋の花
愛する人に 捧げれば
二人はいつかは 結びつく 
ああ あああああ あああああああ
この花 ニシバにあげようか
あたしはニシバが 大好きさ

多分、昭和27、28年ころ一世を風びしたラジオドラマ「君の名は」の挿入歌だと思います。
黒百合は湿地帯の草原に咲く目立たない花だから、一般に広く認知されたのは織井成子の歌う「黒百合の花」のせいではないだろうか、高山のしめった草原とか、平地では泥炭地の草原などに見られるが、旭川周辺では見たことがない、観光地の売店などで販売されているから一般の家庭の庭で見かけることが多い。 
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