寝るほど楽はない   5/7   加藤

「寝るほど楽なことはない」。ことわざ辞典にのるくらいだから昔から多くの人が体験的に理解していたに違いない、若いころは休日の朝寝が最高の楽しみだったし、夏の暑い日の昼下がり、風通しのよい畳のうえで昼寝するのも至福のときであった。次なる労働へのエネルギーを蓄え、疲労回復に絶大な効果が期待できる。また「寝る間が極楽」とも言う、眠っているときは心配なことを忘れているので楽しいわけだが、現在の自分にはこちらの気分が正解に近い。最近は寝ることがこんなに辛いのかと思うことが多いから・・・・・。眠っている間は勿論極楽に違いない、しかし横になっていても身体が痛むときは「寝るほど楽はない」と言った気分になれない。それどころか将来寝たきりになったことを思うと「寝るほど辛いことはない」の気分になってしまう。横になっていても膝が痛い、股関節が痛い、さらに背中が痛むときはつい弱気になって、呼吸も苦しくなってくる。朝の寝床の中が特に辛い。それでも日ハムが勝ち、コンサが勝ち、巨人が負けていると気分がいい。失礼。

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