ベニヤ原生花園2    2015/7/27
     
  ヒオウギアヤメ(アヤメ科)
ことわざに「いずれあやめかかきつばた」とある、どちらも優れていて選択に迷うとき用いるので女性にたとえるならば,どちらも超美人でなければならない。優れたもので優劣つけがたいときに使います。この写真は「ヒオウギアヤメ」外花被の付け根が白っぽい、私はここが黄色だとノハナショウブくらいの目安で区別しています。 
昨日のサロベツ原野、湿原センター付近の主役となるエゾカンゾウ、カキツバタ、ノハナショウブはいずれもほぼ咲き終えていましたがこちらオホーツク側の湿原はまだまだしっかりと咲いていました。
 
     
  ノハナショウブ(アヤメ科) 
サロベツ原野ではほぼ咲き終わっていたが、オホーツクへ回るとまだまだたくさん咲いていました。公園の花菖蒲と区別してノハナショウブと名付けられています、図鑑では全国各地となっているが、もともと湿原の植物ですからこれが改良されて各地の水郷公園で菖蒲園、アヤメ祭りとなるのでしょう。その多くはハナショウブ(花菖蒲)で500種、150万本などと宣伝されていますがノハナショウブを原種とした改良品種です。
ちなみに5月の菖蒲湯のショウブはアヤメではありません、サトイモ科のなかまですからどちらかと言えば水芭蕉の親戚でしょう。がまの穂のような筒状の花です、自分も見たことがありませんから図鑑からのの知識です。 
 
   
   サロベツ原野でわずかに残っていた、左ノハナショウブ。右カキツバタ。
私にはアヤメとカキツバタを区別するじしんがありません。
 
     
  ハマエンドウ(マメ科)
湿原植物ではないけれど、このたびは湿原を越えてその奥の砂丘まで行ってみた、昨年は湿原だけで戻ったので今年は橋を二つ渡ってその先の砂丘へのぼってみると、青空も見えてオホーツクが濃いブルーに輝き小さな白い波が打ち寄せていた。ハマエンドウは砂丘の草原ならば珍しくはないがオホーツクの砂丘には特に多い、淡いブルーがよく目立ち目を楽しませてくれた。
 
 
     
   ハマヒルガオ(ヒルガオ科)  
  全国の砂浜ならどこでも一般的に見られる、つる性でランナーを伸ばして群落を作ることもある、ここでも広い範囲で点在していた。内陸の海を知らないものにとっては夢のある植物です。
「大汐や昼顔砂にしがみつき」  一茶 
 
     
   ハマニガナ(キク科)
地下茎で繁殖するがハマヒルガオのように群落を作ることがない、目立たないイネ科の植物の間で黄色一点だけが輝いていることが多い、しかも適当な距離を置いて点在する。
 
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