ジャンクリムーバー(version 2.0)

このソフトはドネーションウェアになりました。
ドネーションウェアの趣旨に賛同できない方は使用を中止してください。
(詳しくは「あしなが育英会について」の項目を参照してください)

「ジャンクリムーバー」は次のような目的で使用することを想定したメール用ユーティリティです。
・壊れて受信できなくなったメールを POP サーバーから削除する。
 (壊れたメールを削除することで、同じサーバーにある正常なメールを受信できるようになります)
・迷惑メールを直接 POP サーバーから削除する。
 (直接削除することで、ウイルス感染や情報漏洩などの心配がなくなります)
・迷惑メールを自動的に削除する。


●動作環境
・Mac OS X 10.5 以降


●初めて利用する場合のインストール方法
●以前のバージョンからのアップデート方法

 ※ダウンロードしたファイルの「お読みください」をご覧ください。


●削除方法
 ※ダウンロードしたファイルの「お読みください」をご覧ください。


●使用方法
1.
「ジャンクリムーバー」を起動すると以下のウィンドウが表示されます。「アカウント」「パスワード」「POPサーバー」の各欄にメールアカウント情報を入力してください。登録番号のラジオボタンを使用すると、複数のメールアカウント情報を登録することもできます。以前入力したメールアカウント情報は、ラジオボタンを切り替えることで簡単に呼び出せます。

2. メールアカウント情報を入力したら「メール一覧を表示」ボタンをクリックしてください。下の大きな一覧にサーバーにあるメールのリストが表示されます。一覧から削除したいメールの左端(件名の左)をクリックしてください。メールの左端に × 印が付きます。× 印はメールの左端をクリックするたびに付けたり消したりできます。× 印が付いたメールは「選択メールを削除」ボタンをクリックしたときにサーバーから削除されます。
※メールの左端以外の部分をクリックしたときは、その部分のテキストがクリップボードにコピーされます。後述の許可メールリストや迷惑メールリストに条件を登録する際にご利用ください。

3. 「迷惑メールのみ表示」のボックスをチェックすると、「メール一覧を表示」ボタンをクリックしたときに迷惑メールのみを表示することができます。「迷惑メールのみ表示」のボックスを使用するには、あらかじめ迷惑メールの条件を登録しておく必要があります。登録方法は後述の「許可メールリストと迷惑メールリスト」の項目を参照してください。


●(仮) 接続オプション
表示メニューから「(仮) 接続オプション」を選択すると、接続オプションウィンドウが表示されます。このウィンドウを利用すると、各アカウントごとに暗号化パスワードや SSL 接続、ポート番号、迷惑メールの自動削除に関する設定を変更できます。これらの設定は通常は変更しなくても使用できます。
セキュリティを重視したい場合や、サーバーが通常接続を受け付けない場合は、プロバイダやシステム管理者の指示にしたがって暗号化パスワード、SSL 接続、ポート番号の各項目を設定してください。ただし、これらの機能は仮にサポートしている状態で、動作を保証することはできません。ご使用の環境によっては正しく機能しないことがあります。ご注意ください。
自動削除の設定については、後述の「迷惑メールの自動削除」の項目を参照してください。
※暗号化パスワードは、APOP と CRAM-MD5 方式に対応しています。それ以外の暗号化方式は使用できません。


●許可メールリストと迷惑メールリスト
許可メールリストまたは迷惑メールリストに、許可メールまたは迷惑メールの条件を登録することができます。迷惑メールリストに条件を登録すると、条件に一致したメールを受信したときに自動的に × 印が付きます。許可メールリストに条件を登録すると、条件に一致したメールには常に × 印が付きません(たとえ迷惑メールであっても付きません)。許可メールリストは迷惑メールリストより優先して処理されます。

1. 表示メニューから「許可メールリスト」または「迷惑メールリスト」を選択してください。許可メールリストまたは迷惑メールリストのウィンドウが表示されます。

2. ウィンドウには「件名」「差出人」「その他」のタブがあります。「件名」にはメールの件名に含まれる文字列を、「差出人」にはメールの差出人に含まれる文字列を、「その他」にはメールヘッダに含まれる文字列を登録してください。文字列は改行を入れて、複数登録することができます。また、途中に空白の行を入れて見やすくすることもできます。
※1行分の文字列が1つの条件となります。
※空白の行は実行時に無視されます。
※メールヘッダとはメールソフトでメールのソースを表示したときに前半部分に表示される文字列で、ふだん見ているメール本文より前の部分のことです。
※表示メニューから「メールヘッダー」を選択して、ヘッダーを表示することもできます。詳しくは「メールヘッダーの表示」の項目を参照してください。

3. 「大文字・小文字を無視」のボックスにチェックを入れると、メールの大文字・小文字を無視してチェックするようになります。「正規表現を使用」のボックスにチェックを入れると、登録した文字列(条件)を正規表現の文字列とみなしてチェックするようになります。
※正規表現については、市販の書籍やインターネットの情報などを参考にしてください。
※「ジャンクリムーバー」は Perl の正規表現検索を使用しています。和文文字も使用可能ですが、Perl と同じ制限があります。特に [ ] の中(文字クラス)には和文文字を使用できないので注意してください。
※正規表現に \x7A などの文字コードを使用したいときは、UTF-8 の文字コードを使用してください。
※「ジャンクリムーバー」の正規表現は独自に拡張した部分があります。拡張した部分については「正規表現の拡張ルール」の項目を参照してください。

4. ウィンドウを閉じるか「保存して閉じる」ボタンをクリックすると、登録した条件は設定ファイルに保存されます。次回からは登録した条件を使用して、迷惑メールのチェックと × 印の追加がおこなわれます。
※新たに登録した条件は、「ジャンクリムーバー」を再起動しなくても使用できます。


●迷惑メールリストの修正
迷惑メールリストを使用していると、意図しないメールに × 印が付くことがあります。メールに × 印が付いた原因は、メール一覧のマッチ文字の項目を見ることで分かります。マッチ文字の項目には受信したメールが迷惑メールとされた理由(登録した条件)が表示されます。マッチ文字の項目を参考に、原因となった条件を迷惑メールリストから探して修正してください。
マッチ文字の項目には迷惑メールの理由以外に、許可メールの理由も表示されます。迷惑メールに × 印が付かなかったときにマッチ文字の項目が表示されていたら、許可メールリストに登録した条件が原因になっています。迷惑メールリストのときと同じように、原因となった条件を許可メールリストから探して修正してください。


●正規表現の拡張ルール
「ジャンクリムーバー」の正規表現は、Perl の正規表現をベースに独自に拡張した部分があります。「ジャンクリムーバー」の正規表現で拡張した部分は次の通りです。

・先頭に「 ! 」があるときは、正規表現の検索結果を論理否定する。(先頭の「 ! 」は検索文字に含まれません)

・先頭に「 = 」があるときは、通常の正規表現検索と同じとする。(先頭の「 = 」は検索文字に含まれません)

・先頭に「 # 」があるときは、その行をコメントとする。(途中に「 # 」があってもコメントとは見なされません)
 ※ただし「# Not use Auto JRemover」としたときは、それ以降の行を「オートJリムーバー」で無視する命令になります。

正規表現の先頭に「 ! 」「 = 」「 # 」を使用したいときは、先頭にもう一つ「 ! 」「 = 」を挿入するか、「 \ 」を使用して「 ! 」「 = 」「 # 」をエスケープしてください。次に拡張ルールの使用例を示します。

!\.(com|net|jp)>?$ → 差出人のアドレスの最後が .com、.net、.jp 以外のときにマッチ。

=\.(com|net|jp)>?$ → 差出人のアドレスの最後が .com、.net、.jp のときにマッチ。
\.(com|net|jp)>?$ → 上と同じ。

# この行はコメント → コメント行なので無視されます。
# Not use Auto JRemover → これ以降の行は「オートJリムーバー」で無視されます。
※「# Not use Auto JRemover」を使用すると、登録した条件を自動削除の対象から外すことができます。
※「# Not use Auto JRemover ##########」のように任意の文字を追加してもかまいません。


●「その他」タブの正規表現
許可メールリストまたは迷惑メールリストの「その他」タブには、メールヘッダーを検索するための正規表現を登録できます。ただし、正規表現を使用してヘッダーを検索するには、そのためのルールを理解しておく必要があります。以下にヘッダーを検索するための正規表現と、その意味を例をあげて説明します。

. → 改行文字以外の 1 文字にマッチ( \r にもマッチします)
^ → 行の先頭にマッチ
\r?$ → 行の末尾にマッチ( $ 単独では Windows の行末にマッチしません)
\r?\n → 改行文字にマッチ( \n 単独では Windows の改行にマッチしません)
\s+ → スペース・タブ・改行文字にマッチ( \s 単独では Windows の改行にマッチしません)
[^@\r\n]+ → @ 以外の文字列にマッチ(各行ごとにマッチします)
[^@]+ → @ 以外の文字列(改行文字を含む)にマッチ(複数行にわたってマッチします)
※ @ 部分は他の文字でもかまいません。


●迷惑メールリストの使用例
 ※ダウンロードしたファイルの「お読みください」をご覧ください。


●迷惑メールの自動削除
「オートJリムーバー」を使用すると、「ジャンクリムーバー」の許可メールリスト・迷惑メールリストの設定にしたがって、迷惑メールをサーバーから自動的に削除することができます。削除されたメールはログに記録されるので、あとから削除されたメールを確認することもできます。ログの確認方法は後述の「削除したメールのログ」の項目を参照してください。

1. 始めに「ジャンクリムーバー」を使用して迷惑メールリストを登録します。登録方法は前述の「許可メールリストと迷惑メールリスト」の項目を参照してください。

2. 迷惑メールリストの登録が済んだら、「ジャンクリムーバー」を使用して迷惑メールを削除する間隔を指定します。表示メニューから「(仮) 接続オプション」を選択してください。接続オプションウィンドウが表示されます。

3. 接続オプションウィンドウの一番下にある自動削除のメニューをクリックして、表示された項目を選択します。「しない」を選択すると、「オートJリムーバー」はそのアカウントの迷惑メールを削除しません。時間が表示された項目を選択すると、「オートJリムーバー」は指定された時間おきに迷惑メールをチェックして削除します。自動削除の設定は各アカウントごとに別々の時間を設定することができます。

4. 設定が済んだら「オートJリムーバー」本体をハードディスクのお好きなフォルダへコピーしてください。次に「システム環境設定」を起動して「アカウント」を選択します。アカウントが表示されたら「ログイン項目」のタブをクリックして、表示された一覧に「オートJリムーバー」を登録します。一覧の下にある「+」ボタンをクリックすると、アプリケーションを選択するためのダイアログが表示され、「オートJリムーバー」を追加することができます。

5.「オートJリムーバー」をログイン項目に登録したら「システム環境設定」を閉じて、Macintosh を再起動します。以降は Macintosh が起動するたびに「オートJリムーバー」も自動的に起動して、サーバーから指定された間隔で迷惑メールを削除します。
※「オートJリムーバー」は「ログイン項目」に登録せずに使用することもできます。「オートJリムーバー」をダブルクリックすると、普通のアプリケーションと同じように起動します。起動した後はシステムを終了するまで、指定された間隔で自動的に迷惑メールを削除します。ただし「オートJリムーバー」を終了するためのメニューは用意されていません。
※迷惑メールリストの内容を変更したときは、迷惑メールリストのウィンドウを一度閉じてください。変更した内容が設定ファイルに保存され、「オートJリムーバー」から参照できるようになります。「ジャンクリムーバー」を再起動する必要ありません。
※アカウント情報や自動削除の設定を変更したときは、「ジャンクリムーバー」を一度終了してください。変更した設定が初期設定ファイルに保存され、「オートJリムーバー」から参照できるようになります。システムを再起動する必要ありません。(「オートJリムーバー」が自動的に再起動します)


●削除したメールのログ
「ジャンクリムーバー」を初期設定のまま使用した場合、削除したメールの情報はログファイルに保存されています。ログの内容を確認したり、ログの保存件数を変更するにはログウィンドウを使用します。また、ログをタブ区切りテキストに書き出して、他のソフトで開いて確認したり編集することもできます。

1. 表示メニューから「削除メールログ」を選択してください。削除メールログのウィンドウが表示され、削除したメールがある場合はその一覧も表示されます。
※一覧には「ジャンクリムーバー」で削除したメール以外に「オートJリムーバー」で削除したメールも一緒に表示されます。
※一覧のメール部分をクリックすると、その部分のテキストがクリップボードにコピーされます。許可メールリストや迷惑メールリストに条件を登録する際にご利用ください。

2. ウィンドウの右上にある「保存件数」のテキストボックスに、ログの保存件数を数字のみを使用して入力してください。保存件数を 0 件にした場合は、ログは保存されません。それ以上にした場合は、入力した件数の分だけログが保存されます。新たに入力した件数は、ログファイルが更新されるまで一覧には反映されません。ログファイルの更新は一度ウィンドウを閉じて開くか、他のウィンドウに切り替えたときに自動的におこなわれます。

3. ウィンドウの下にある「行を削除」ボタンをクリックすると、一覧で選択している行がログから削除されます。「すべて削除」ボタンをクリックすると、すべてのログが削除されます。「書き出し」ボタンをクリックすると、すべてのログをテキストファイルに書き出すことができます。

4. 書き出されたテキストファイルは項目ごとにタブで区切られています。テキストエディタなどで開いてそのまま編集したり、テキストエディタから表計算ソフトにコピーしたりして使用できます。
※テキストファイルの文字コードは UTF-8、改行コードは LF(Unix 形式)になっています。


●メールヘッダーの表示
許可メールリストまたは迷惑メールリストの「その他」タブには、メールヘッダーに含まれる文字列を登録できます。「ジャンクリムーバー」は「その他」タブに文字列を登録する前に、送られてきたメールのヘッダーを確認できるように、メールヘッダーウィンドウが用意されています。ウィンドウに表示された文字列は、コピーしてそのまま利用することもできます。

1.「ジャンクリムーバー」のメインウィンドウで、ヘッダーを表示したいメールを一覧から選択してください。表示メニューから「メールヘッダー」を選択すると、メールのヘッダー部分が表示されます。
※先にウィンドウを表示して、あとからメールを選択することもできます。
※ログウィンドウのメールは、すでにサーバーから削除されているのでヘッダーを表示することはできません。

2. ウィンドウに表示された文字列は、選択してコピーすることができます。許可メールリストや迷惑メールリストのウィンドウにペーストしてそのまま使用したり、ペーストした文字列を修正して条件を作成することができます。


●使用上の注意
・当然のことですが「ジャンクリムーバー」や「オートJリムーバー」を使用して削除したメールは、サーバーから完全に削除されるので、どんなに頑張っても復活させることはできません。削除したメールが必要なときは、差出人に依頼して再送信してもらってください。

・「ジャンクリムーバー」と「オートJリムーバー」は IMAP サーバーには対応していません。対応しているのは POP3 サーバーのみです。

・「ジャンクリムーバー」の初期設定ファイルを他の Macintosh にコピーしても、セキュリティ上の理由でメールパスワードは消去されます。マシンを交換した際は、パスワードを新たに入力しなおしてください。


●謝辞
「ジャンクリムーバー」と「オートJリムーバー」を制作するにあたって、CPAN より Mail::POP3Client と Jcode を使用させていただきました。無償で提供してくださっている作者のかたにお礼申し上げます。


●使用許諾
本ファイルは「あしなが育英会」へのドネーションウェアとします。「あしなが育英会」へ一定の金額を寄付した方は、個人・法人を問わずご自由に使用できます(詳しくは下記の「あしなが育英会について」の項目をご参照ください)。ただし、著作権は作者である 齋藤 理 にあります。ファイルおよびフォルダの中身を作者に無断で変更して、配布しなおすなどの行為はおやめください。
書籍の付録 CD-ROM などへの転載、紹介記事の掲載、ダウンロード先であるホームページの紹介などは、事前に作者へメールフォームから通知した場合のみ自由とします。(原則として、作者から返答はいたしません)また、転載するときはフォルダの中身を抜かないで、そのまますべてを載せてください。
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●あしなが育英会について
病気・災害・自死などで親を亡くした子どもたちの進学の夢を、経済的に支援する団体です。これは、アメリカの小説『あしながおじさん』にちなんだものです。

あしなが育英会ホームページ http://www.ashinaga.org/support/index.html

このソフトは東日本大震災などで親を亡くした多くの子どもたちを支援するため、フリーウェアからドネーションウェアへと変更しました。変更の趣旨をご理解いただき、ご協力をお願いします。寄付金は以下の金額を目安に、できればより多くの支援をお願いします。支援はクレジットカードでも可能です。

インストール台数が…
3台までは 500円
以降…
10台ごとに 1,500円
100台ごとに 12,000円
1000台ごとに 100,000円


●免責事項
本ファイルを使用した結果生じた、直接間接を問わずいかなる損害も作者は一切補償いたしません。使用条件に同意できる方のみ、自己責任で使用してください。


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