ヘアラインレタッチ(version 2.0)

このソフトはドネーションウェアになりました。
ドネーションウェアの趣旨に賛同できない方は使用をご遠慮ください。
(詳しくは「あしなが育英会について」の項目を参照してください)

「ヘアラインレタッチ」は印刷できない細い線、印刷でかすれてしまうような細い線を自動的に探しだし、印刷できる太い線に修正するためのスクリプトです。「ヘアラインレタッチ」が修正した線は選択された状態になるので、どの線が修正されたか一目でわかります。また、ロックされた線を修正の対象から除外することもできます。


●対応ソフト
・Illustrator CS3〜CS5.1
・InDesign CS3〜CS5.5


●インストール方法
Illustrator 用、InDesign 用の各ファイルを以下のフォルダにコピーしてください。

Illustrator を Macintosh で使用している場合
Illustrator CS5 で使用する場合は「ヘアラインレタッチAI」を次のフォルダにコピーします。
Macintosh HD : アプリケーション : Adobe Illustrator CS5 : プリセット : ja_JP : スクリプト

Illustrator CS4 で使用する場合は「ヘアラインレタッチAI」を次のフォルダにコピーします。
Macintosh HD : アプリケーション : Adobe Illustrator CS4 : プリセット : jaJP : スクリプト

Illustrator CS3 で使用する場合は「ヘアラインレタッチAI」を次のフォルダにコピーします。
Macintosh HD : アプリケーション : Adobe Illustrator CS3 : プリセット : スクリプト

Illustrator を Windows で使用している場合
llustrator CS5 で使用する場合は「ヘアラインレタッチAI」を次のフォルダにコピーします。
C: \ Program Files \ Adobe \ Adobe Illustrator CS5 \ プリセット \ ja_JP \ スクリプト

llustrator CS4 で使用する場合は「ヘアラインレタッチAI」を次のフォルダにコピーします。
C: \ Program Files \ Adobe \ Adobe Illustrator CS4 \ プリセット \ jaJP \ スクリプト

Illustrator CS3 で使用する場合は「ヘアラインレタッチAI」を次のフォルダにコピーします。
C: \ Program Files \ Adobe \ Adobe Illustrator CS3 \ プリセット \ スクリプト

InDesign を Macintosh で使用している場合
InDesign を起動して、メニューから「ウィンドウ > 自動化 > スクリプト」の順に選択してスクリプトパネルを表示します。スクリプトパネルで「ユーザ」フォルダを Control キーを押しながらクリックして「Finder で表示」を選択します。表示されたウィンドウで「Scripts Panel」フォルダを開き、その中に「ヘアラインレタッチID」をコピーします。

InDesign を Windows で使用している場合
InDesign を起動して、メニューから「ウィンドウ > 自動化 > スクリプト」の順に選択してスクリプトパネルを表示します。スクリプトパネルで「ユーザ」フォルダを右クリックして「エクスプローラーで表示」を選択します。表示されたウィンドウで「Scripts Panel」フォルダを開き、その中に「ヘアラインレタッチID」をコピーします。


●削除方法
以下のファイルとフォルダを削除してください。

Macintosh の場合
ヘアラインレタッチ本体と次のフォルダを削除します。
Macintosh HD : ユーザ : (ユーザ名) : ライブラリ : Application Support : HairLineRetouch
※ (ユーザ名) の部分は、各個人のホームフォルダになります。

Windows の場合
ヘアラインレタッチ本体と次のフォルダを削除します。
○Windows XP の場合
C: \ Documents and Settings \ (ユーザ名) \ Application Data \ HairLineRetouch
○Windows Vista & 7 の場合
C: \ ユーザー \ (ユーザ名) \ AppData \ Roaming \ HairLineRetouch
※ (ユーザ名) の部分は、各個人のドキュメントフォルダになります。


●使用方法
Illustrator の場合
1.
メニューから「ファイル > スクリプト > ヘアラインレタッチAI」の順に選択してください。


※画面は Macintosh の場合です。

2. 線幅の最小値を入力するためのダイアログボックスが表示されます。ベタ線・アミ線・白線の各テキストボックスに、線幅の最小値を数字のみを使用して入力してください。ベタ線のテキストボックスには CMYK の各値が 0 か 100 の線の幅(印刷したときにアミがかからない線、印刷できる最小の幅)を入力します。アミ線のテキストボックスには CMYK のいずれかがハーフトーンの線の幅(印刷したときにアミがかかる線、アミによって点線にならない幅)を入力します。白線のテキストボックスには CMYK の各値がすべて 0 の線の幅(印刷したときにインクのにじみによって潰れない幅)を入力します。右側のプルダウンメニューをクリックして単位を変更することもできます。


※画面は Macintosh の場合です。

3. 「ベタ線にイエローのアミを許可する。」のボックスにチェックを入れると、シアン・マゼンタ・ブラックのベタ線にイエローのハーフトーンが入っていても、ベタ線の太さで修正されるようになります(チェックが入っていないときは、アミ線の太さで修正されます)。「白線にイエローのみの線を含める。」のボックスにチェックを入れると、イエローのみの線も白線と同じ太さで修正されるようになります(チェックが入っていないときは、ベタ線やアミ線の太さで修正されます)。「処理スピードをアップ」のボックスにチェックを入れると、ヘアラインの修正が終わるまでの時間が短縮されます。ただし、修正されたヘアラインは選択されません(ヘアラインレタッチが修正できなかった塗り線は選択されます)。
※「処理スピードをアップ」のボックスは、ヘアラインの数が多いと予想されるデータを修正するときだけ、チェックを入れて使用することを推奨します。修正するデータが普通のデータであれば、修正が終わるまでの時間が長くかかることはありません。

4. 「OK」ボタンをクリックすると処理が始まります。処理中に「ロックまたは非表示のレイヤーやオブジェクトがあります。」と表示された場合は、「はい」「いいえ」のいずれかのボタンをクリックしてください。「はい」を選択した場合は、レイヤーやオブジェクトのロックと非表示を解除してからヘアラインを修正します。「いいえ」を選択した場合は、ロックや非表示のヘアラインは修正されません。
※「はい」を選択した場合、ヘアラインが見つからなくてもレイヤーやオブジェクトのロックと非表示はすべて解除されます。

5. 終了時に「複合パスの塗り線が見つかりました。」と表示された場合は、選択された塗り線を手作業で修正してください。塗り線が見つけられないときは、もう一度「ヘアラインレタッチ」を実行してください。塗り線を含む複合パスだけが選択されます。終了時に「グラデーションの塗り線が見つかりました。」と表示された場合は、選択された塗り線を手作業で修正してください。塗り線が見つけられないときは、もう一度「ヘアラインレタッチ」を実行してください。グラデーションの塗り線だけが選択されます。

6. 「ヘアラインを修正しました。」と表示されたらヘアラインの修正作業は終わりです。修正されたヘアラインは選択された状態になっているので、必要のない線まで修正されていないか確認してください。

InDesign の場合
1.
メニューから「ウィンドウ > 自動化 > スクリプト」の順に選択して、スクリプトパネルを表示してください。


※画面は Macintosh の場合です。

2. ページパレットを使用してヘアラインを修正したいページ(スプレッド)を表示してから、スクリプトパネルの「ヘアラインレタッチID」をダブルクリックしてください。

3. 線幅の最小値を入力するためのダイアログボックスが表示されます。テキストボックスに線幅の最小値を数字のみを使用して入力してください。単位は環境設定の線幅で指定している単位が使用されます(ダイアログボックスにも表示されます)。
※ 使用している InDesign のバージョンによっては、ダイアログボックスに単位は表示されません。その場合「環境設定で指定した単位」と表示されます。
※ InDesign 版ヘアラインレタッチには Illustrator 版ヘアラインレタッチのように、線のカラーによって太さを変えて修正する機能はありません。
 (InDesign のスクリプトエンジンにバグが多いため、しばらく制作する予定はありません)


※画面は Macintosh の場合です。

4. 「OK」ボタンをクリックすると処理が始まります。処理中に「ロックまたは非表示のレイヤーやオブジェクトがあります。」と表示された場合は、「はい」「いいえ」のいずれかのボタンをクリックしてください。「はい」を選択した場合は、レイヤーやオブジェクトのロックと非表示を解除してからヘアラインを修正します。「いいえ」を選択した場合は、ロックや非表示のヘアラインは修正されません。
※「はい」を選択した場合、ヘアラインが見つからなくてもレイヤーやオブジェクトのロックと非表示はすべて解除されます。

5. 「ヘアラインを修正しました。」と表示されたらヘアラインの修正作業は終わりです。修正されたヘアラインは選択された状態になっているので、必要のない線まで修正されていないか確認してください。

6. 他のページ(スプレッド)のヘアラインを修正したいときは、2 ~ 5 の操作を繰り返してください。


●使用上の注意
・「ヘアラインレタッチAI」「ヘアラインレタッチID」は、文字に設定されたヘアラインは修正できません。文字をアウトライン化またはグラフィックス化した場合のみ、スクリプトでの修正が可能になります。

・「ヘアラインレタッチAI」は、グラフ、グラフィックスタイル、シンボル、パターン、ブラシ、ブレンド、ライブペイント、落書き効果などの内部に設定されたヘアラインは修正できません。オブジェクトを分割・拡張した場合のみ、スクリプトでの修正が可能になります。

・「ヘアラインレタッチAI」は、ベタ線や白線にブレンドモードを適用してアミ線になった線を、アミ線として処理できません。ベタ線や白線のままであるものとして修正をおこないます。

・「ヘアラインレタッチID」は、文字に設定された下線、打ち消し線、段落境界線、表組みの線などは修正できません。なお、これらの文字をグラフィックス化すると、線が消えてしまうので注意してください。

・「ヘアラインレタッチID」は、マスターページアイテムのヘアラインは修正できません。ページパレットメニューから「すべてのページアイテムをオーバーライド」を選択するか、マスターページを表示してからスクリプトを実行した場合のみ修正が可能になります。


●謝辞
「ヘアラインレタッチ」を制作するにあたり、スクリプトの動作テストでご協力をいただきました(株)こだま印刷所のタナカ様にお礼申し上げます。ありがとうございました。


●使用許諾
本ファイルは「あしなが育英会」へのドネーションウェアとします。「あしなが育英会」へ一定の金額を寄付した方は、個人・法人を問わずご自由に使用できます(詳しくは下記の「あしなが育英会について」の項目をご参照ください)。ただし、著作権は作者である 齋藤 理 にあります。ファイルおよびフォルダの中身を作者に無断で変更して、配布し直すなどの行為はおやめください。
書籍の付録 CD-ROM などへの転載、紹介記事の掲載、ダウンロード先であるホームページの紹介などは、事前に作者へメールフォームから通知した場合のみ自由とします。(原則として、作者から返答はいたしません)また、書籍に転載するときはフォルダの中身を抜かないで、そのまますべてを載せてください。
ホームページなどインターネット上へのファイルの転載は禁止します。ダウンロード先であるホームページの紹介、トップページへのリンクはご自由におこなってください。ただし、圧縮ファイルへの直接のリンク、トップページ以外へのリンクはご遠慮ください。

●あしなが育英会について
病気・災害・自死などで親を亡くした子どもたちの進学の夢を、経済的に支援する団体です。これは、アメリカの小説『あしながおじさん』にちなんだものです。

あしなが育英会ホームページ http://www.ashinaga.org/support/index.html

このソフトは東日本大震災などで親を亡くした多くの子どもたちを支援するため、ドネーションウェアとして配布しています。ドネーションウェアの趣旨をご理解いただき、ご協力をお願いします。寄付金は以下の金額を目安に、できればより多くの支援をお願いします。支援はクレジットカードでも可能です。

インストール台数が…
3台までは 500円
以降…
10台ごとに 1,500円
100台ごとに 12,000円
1000台ごとに 100,000円


●免責事項
本ファイルを使用した結果生じた、直接間接を問わずいかなる損害も作者は一切補償いたしません。使用条件に同意できる方のみ、自己責任で使用してください。

※Illustrator、および InDesign は、Adobe Systems Incorporated(アドビシステムズ社)の商標です。

ダウンロード (Mac & Win) hairline_retouch.zip (50KB)

>> DTP宝箱へ戻る