2001年9〜10月分の掲示板です

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じかん● Sun Oct 21 20:30:31 Japan 2001
おなまえ●ルーシー
メッセージ● 鹿児島行ってきました。
4月頃「翔ぶが如く」のことを書き込みさせて頂いたものです。おひさしぶりです。
遼太の父さんに九州旅行のお勧めを頂いたときは「まさかそこまで」と思ってたのですが、関連の本を読んだり地図を眺めたりするうちに行きたくなってしまいました。
熊本から入って、JR肥薩線で人吉を通って山越えで鹿児島へ行き、指宿・枕崎へ行って坊津を見てから知覧経由で鹿児島へ戻って帰る、というコースでした。
コースでお分かりのようにほぼ普通の観光をしてきたのですが、熊本では雨をおして田原坂を歩き(私はそれはそれで良かったけども付き合わされた母は迷惑だったでしょう)、鹿児島では吉野へのぼってきました。
吉野は、「翔ぶが如く」のオープニングシーンでもあるし是非行きたかったんです。
(ただ、あの「大崎ヶ鼻(うざきがはな、と読むらしい)」は、たぶん開墾地跡のある寺山公園の大崎展望台だと思うんですが、交通が不便なので手前の吉野公園で妥協)
台風一過の朝で、ほんとうに開聞岳も見えてすばらしい眺めでした。
土地カンが出来ると小説の印象もより鮮明になりますね。行って良かったです。
lucy@aioros.ocn.ne.jp


じかん● Tue Sep 25 20:10:02 Japan 2001
おなまえ●たっくる
メッセージ● 皆様始めまして。たっくるといいます。
古代史が大好きです。特に黒岩重吾先生の作品が大好きで、邪馬台国〜三輪王朝〜倭の五王時代〜継体天皇に至る黒岩先生の論旨が、作家的である、ないは別として、壮大なロマンを感じてしまいます。特に、この流れの中で人知れず埋没していった葛城一族に興味があります。
皆様よろしくお願いいたします、
じかん● Mon Sep 24 10:36:26 Japan 2001
おなまえ●小説家
メッセージ● 実体験を基に少年犯罪の解決法などを今までにない角度から見ている
小説が有る。http://www18.u-page.so-net.ne.jp/qb4/hisashi/
で読めるよ!おもしろい!


じかん● Thu Sep 13 3:46:13 Japan 2001
おなまえ●武蔵野書院
メッセージ● 皆さんこんにちは。武蔵野書院と申します。
実は弊社2001年度版図書総目録「武蔵野文学」48の特集「源氏物語」に永井路子先生が執筆されています。タイトルは わが青春の『源氏物語』。6ページほどの短編ですが先生の青春時代の現時ものが照りの思い出などが生き生きと描かれております。ご希望の方は一冊に付200円切手1枚を同封の上「武蔵野文学48集希望」と明記し、101-0054 千代田区神田錦町3丁目11番地 武蔵野書院 あて封書にてお申し込みください。

じかん● Tue Sep 11 11:10:30 Japan 2001
おなまえ●箱の中身
メッセージ●  お久しぶりです。というか、相当久しぶりで書き込みします。
 なんだか、この掲示板だんだんレベルが上がってますね。あまりにつたない書き込みが浮きそうでこわいです。
 さてさて。
 台風15号が、静岡を掠めて通過していきました。今ごろは茨城の実家のあたりが、暴風域に入っているでしょう。うちに近くに小さな川があります。濁った水がたくさん流れていたのが、だんだん流れが落ち着いて、水も澄んで来たのを見ると、嵐が去ったあとの清々しさを感じます。
 これじゃ歴史の話に触れてませんね。私のおばあちゃんから聞いた話を紹介しましょう。
 おばあちゃんの、そのまたおばあさんが体験した話です。
 幕末に詳しい方なら、水戸の天狗党をご存知だと思います。幕末も煮え詰まったころの水戸藩は、表舞台に出ることもなくひたすら天狗党と諸正党(正しい漢字がわかりません。ちがっていても、あしからず)の派閥争いに明け暮れていました。助川海防城でも、天狗党がそこに立てこもり、激しい戦闘が繰り広げられていました。そしてついに1865年、天狗党は上洛を決意し、全天狗党員とその家族が進軍を開始します。
 そのとき、おばあさんは13歳くらいの子供だったそうです。街道沿いに家があったので、進軍の日には、昼間から固く戸を閉めて、明かりもつけずに、家族全員が薄暗い居間に集まって肩を寄せ合って、天狗党が通り過ぎるのをじっと待っていました。何百人もが落ち武者のような風体でぞろぞろと歩くので、そのときは、とても恐ろしく、長い日だったと伝えられています。
 これでおばあさんの話は終わりです。とにかくあの時はこわかった、天狗党が家に押し入ってきて切り殺されるのではないかとびくびくしていた、とまぁ、恐怖体験だけが、私の4代前のおばあさんから言い伝わっているのです。
 幕末水戸藩の情勢も、天狗党の理想も、庶民にとっては恐怖の対象でしかなかったのでしょうか。
 書物などではなく、歴史を生の声で聞いた、と思った瞬間でした。