中川町での現地スクーリング:自然体験

2000年9月7〜9日;2泊3日
 

中川町での現地スクーリングの日程と内容は以下のようになっています.なお天候およびその他の状況によって当日若干のカリキュラム変更があるかもしれません.この点についてはご了承ください.当日の日程は,ここをクリックしてください.


1日目:太古を学ぶ−地質調査を体験する!−

(中川町郷土資料館:疋田吉識 研究員,松田敏孝 調査員)

太古のロマン.化石と地層から地球の歴史を考える.

内容フィールドにおいて,どのような観点で地層を観察し,また化石を採集すればよいかを現地実習します.地層および化石から太古の中川を探る手がかりをみつけ,現場で太古の中川の環境を推理してみます.フィールドからもどって来てから,観察したことをまとめ,採集した化石のクリーニングを行い,種類を同定するという化石研究の基礎を体験します.

見どころ&体験できること
・アンモナイトやクビナガリュウが発見された中生代白亜紀の地層(約8000万年前)から二枚貝化石を多産する新生代第三紀(約1600万年前)の地層を観察します;時代の違いによる地層の違いや化石の違いを実際に観察して,さらにハンマーでたたいてみて体験します.


2日目:森を学ぶ−ほんものの“森”を体験する!−

(北海道大学農学部付属演習林中川地方演習林:野田真人 林長)

手つかずの森をみるとき,あなたは何を想う?

内容未開拓の演習林内において森林の機能およびその多様性についての説明を受けながら,原生林の植物および動物について観察・体験します.

見どころ&体験できること
・北方圏の森林植生や土壌の違いによる植生の違いを観察します.
・森に住む様々な動物の痕跡(足跡や糞など)や昆虫などの観察します.
・原生林の観察;これまでまったく手をつけられていない日本有数の森林密度をもつ原生林を観察します.私たちが普段目にする“森林”の2〜5倍の密度で,手つかずのまま残った本物の“森”を体験できます.

2日目(午後):天塩川・その悠久の流れ−天塩川と人の物語−

(中川町郷土資料館:松田敏孝 調査員,高橋 泉 主査)

中川の歴史は天塩川との共存の歴史でした.

内容カナディアンカヌーで天塩川を下りながら,水面からの目線で水辺に集まる生物の観察をします.また,松浦武四郎や中川に入植した人々と同じ道をたどりながら,中川と天塩川の歴史に思いをはせます.

見どころ&体験できること
・.天塩川の悠久の流れを体験できます.
・松浦武四郎による「北海道命名の地」や神路のつり橋跡などを見学します.
・天塩川に合流する多くの支流の名称と,由来するアイヌ語の解説などを行います.


3日目:森から学ぶ−これからの林業・自然と人との共生−

(北海道立林業試験場道北支場:菊地 健 支場長,小久保 亮 ・梅木 清 両研究主任)

これからの人と自然のつきあい方を考えてみませんか?

内容これからの林業資源の確保と自然環境とのかかわりについて林業試験場で行っている各種試験の内容とその意義を通して説明を受けながら,林業実務に関する体験をします.午後からは,室内では,植物に関する実験や葉っぱなどアクセサリー(卒業記念品)を作成します.

見どころ&体験できること
野外での体験
・林業試験場内のさまざまな試験をみることが出来ます
・採種園での種取りや枝打ちなどの林業実務を体験します.
室内での体験
・植物に関するいろいろな実験して,森の役割の大切さを実感できます.
・葉っぱのアクセサリーづくりや葉っぱのしおりづくりをして自然の造形美を体感できます.


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