北の杜モニターツアー
中川町森の学校2008秋課外授業「中川の歩き方」
 
地域の方々が味つけした「なんにもない中川」を体験した3泊4日間でした.
受講生との交流を通じて,実は地元の方々も新たな「中川のいいもの」を発見した4日間でした.

遠くパンケ山の頂上を眺めます.地質による植生の違いについて解説をうけ,みんなで納得しているところです. 地元のキノコ博士から山に育つキノコの説明を受けます.このときは中華料理の高級食材にもなるようなキノコの説明をしています. 平成16年の台風18号による影響によって,倒れたアカエゾマツです.高さ10数m,幅約5mにも及び,根っこごと倒れたその巨大な姿は自然の脅威を感じます.

高さ30mほどの露頭を前にして,講師からの説明を聞きます.わかりやすく丁寧な説明に約9,000万年前の世界を想像できたことでしょう. 露頭から採石された岩石のたまり場に移動して,化石採集を行います.化石 らしき石を鑑定してもらと・・・「それアンモナイトですよ」との答えに思わず嬉しくなってしまいます. 採集した化石は余分な石が着いているので,クリーニングを行います.エアチゼルを使って慎重に石を削ると少しずつ化石の本当の姿が現れます.

アカエゾマツの風倒木をバックに記念撮影. 強風にめげず,パンケ山の頂上で記念撮影です. 広大な天塩川をゆったりと下ります.カヌーで下るのは有名ですが,ラフティングボートを使うのは珍しい光景です.国道を行き交う車がスピードを緩め,手を振ってくれました.

 カヌーと違い,安定性に優れるラフティングボートですが,その反面,風に弱い特徴があります.この日は風が強かったので,漕ぎ手を休めることは少なくちょっとお疲れ気味でした. 木工の名人から小物作りを教えてもらいます.フクロウをデフォルトした愛くるしい姿は,手作りの小物として玄関やお部屋のアクセントになることでしょう. 木々のコブを利用したテーブルは木工工芸品としてお馴染ですね,記念品としてコブ板の表面を研磨して波模様の美しい姿に仕上げます.磨けば磨くほどにその風ぼうをかえるため.皆さん自然に力も入ります.

 そば名人のきびきびした手つきによって塊だったそばが薄く広がっていきます.簡単に見えるそば塊の「のし作業」ですが,なかなか難しく,参加者のなかには 破れてしまった方もいたようです. さらさらしたそば粉に塩を混ぜたお湯を少量加え,塊にしていきます.すぐにまとめようとせず,手のひらで小さい塊から大きい塊へと少しずつ成形していきます.  自ら打った手打ちそばとボランティアスタッフのお母さん方に作っていただいたのり巻きやいなりずしを加えてお昼ご飯を食べます.見た目は華やかではないけれど,気持ちは暖かくなる,ほっとする田舎のお昼ご飯です.このような地元の方々と過ごす時間が森の学校の楽しさのひとつです.地元の方の味つけする「中川」を楽しめます.
 

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