「はるかなる日高山脈一原始の自然を未来へ」

     シンポジウムを開催するにあたって


 

 21世紀は「環境の時代」として幕が開けました。私たち自然保護団体は、環境
の時代の自然保護とは何かを求めて話し合いました。私たちは悪化する地球環境を、
生物多様性保全の立場から直していくことが、これからの自然保護だと思っています。
 日高山脈は、日本でも希な原始の自然が残っている所でありました。1980年、
環境影響評価委員会の指摘を無視する形で、政治的に日高横断道路が認定されました。
それ以来私たちは日高山脈の自然保護のために、道路建設を止めるべきだと主張し続
けて来ました。
 新しい時代を迎え、改めて日高山脈の自然保護を皆さんと一緒に考えようと、まづ
日高山脈の自然の特殊性と魅力とをとことん掘り下げてみようと思います。シンポジ
ウムでは山岳地域での自然の捉え方とその保護について小野有五先生に話して頂き、
次いで梅沢俊さんの素晴らしい写真で日高の山々をたっぷり見せて頂こうと思います。
そして俵浩三先生からその日高の山を壊す道路計画とはどのようなものなのか示して
頂き、皆さんと自然保護の為に何ができるか話し合ってみたいと思います。
 そして、新しい時代の自然保護を、日高山脈の自然を守ることから始めようではあ
りませんか。

 2001・3・3
               日高山脈シンポジウム実行委員長 高畑 滋

 


「日高横断道路」のメニューへ戻る
十勝自然保護協会ホームページへもどる
資料集:シンポジウム「はるかなる日高山脈」のメニューへもどる