これから出荷となるアスパラはハウス促成栽培という栽培法で、ビニールハウスを使い収穫時期を
早めたものです。普通の露地栽培に比べコストはかかりますが、昼夜の気温差が大きいので甘みが
あり、柔らかくおいしいです。収穫期間中は農薬を使いませんので、安心してお召し上がり下さい。
アスパラの保存法
アスパラはとても生命力が強く栄養も豊富な野菜ですが、収穫してからも成長を続けようとする
ため、そのままにしておくとどんどん弱っていきます。弱ったアスパラは栄養分も少なく風味も
あまりありません。アスパラを弱らせない方法はまず冷やすことです。冷やすことによって成長
するスピードを鈍らせます。そして適度な湿気を与え鮮度を維持します。
我が家では牛乳パックを半分に切った物の中にキッチンペーパーを敷いて、少量の水で湿らせ、
そこにアスパラを立てた状態で、上からビニール袋をふわっとかけて冷蔵庫の野菜室に入れて
おきます。
面倒であれば、ビニール袋に入れて立てた状態で冷蔵庫に入れておいても良いようです。
立てておくのには理由があり、アスパラは上へと伸びようとするので、寝かしておくと起き上が
る為に栄養分を消費して通常よりも早く鮮度が落ちてしまうからです。
以上のような方法で少しの間は保存できますが、アスパラは少しずつ鮮度が落ちていきますので
なるべく早くお召し上がりください。
我が家のこだわり
使用している肥料は有機質の物を中心にしています。アスパラ収穫後は堆肥、米ぬか、貝殻石灰
少量の化成肥料をまいて畝間を耕します。有機質の肥料を使用するとアスパラに甘みが出て美味
しくなります。
最近、野菜の硝酸濃度が問題とされています。過剰な窒素肥料の投入により、野菜に含まれる硝
酸の濃度が多くなり人体にも悪影響があると言われています。硝酸濃度の高い野菜は苦みがあり
日持ちも悪いということなので、食べてみて美味しくない野菜は体にも良くないと、自分なりの
判断基準を作っています。
実際、我が家の子供は外食をするときに、食べることの出来ない野菜があります。聞いてみると
「苦くて食べられない」と言います。もともと苦みのある野菜もありますが、そのような野菜で
はありませんでした。子供の味覚は敏感なものだと感じました。
そういうこともあり、我が家では安心して子供に食べさせられるもの、子供が美味しいと感じる
ものを生産していきたいと思っています。
作業内容
・2月下旬 除雪作業を始めます

・3月上旬 パイプハウスにビニールをかけます

・3月中旬 ハウス内の土が乾いてきたら、肥料をまいて浅く耕します。

・3月下旬 ハウスの中にポリビニールで2重のカーテンにしてからポールを
アーチ状にさし、その上にポリビニールをかけて3重にします

・4月上旬 アスパラの収穫が始まります
我が家で作付けしているアスパラの品種
・HLA-7 この品種は従来のものより太く、柔らかいです。
頂部が大きいので栄養価も高いと思われます
(アスパラの栄養分は頂部が一番多いといわれています。)

使用している肥料について
・一棟のアスパラハウスは幅が3間(5.4m) 長さが45間(81m)あります。
そこに米ぬかを120k、貝殻石灰(ホタテの殻を砕いたもの)を80k、
米ぬかを原料とした有機肥料(商品名 ベストライザー)を20k使用しています。

最近のアスパラについて
・最近のアスパラ栽培について新しい技術が紹介されています。
まず、アスパラの施肥機です。これはペースト肥料を使ってアスパラの根の近くに注入
していく機械です。

これは、新しい定植の方法でビニールでマルチをしてアスパラが伸びてきたら
倍土をするというやり方です。
従来の方法よりも成長が早く、収穫に3年かかるところを1年で収穫を始める
ことが可能とのことです。