北海道洞爺湖サミットで、参加各国の関係者に配布された冊子の市販版です。「グリーン電力証書」（※）購入により発行・市販される初めての政府刊行物としても話題性に富んでいます。
　環境と人間がほど良く共生していた江戸時代から、世界的に著名な浮世絵師・葛飾北斎がタイム・トリップして来たという奇抜な設定により、北斎自身が案内役となり、漫画でわが国の循環型社会の今昔を紹介します。
　「いつまでも美しい地球を描いていきたい」と北斎が呟やき締めくくられる簡潔なストーリーは、中学生以上の教材としても最適です。
　※グリーン電力証書＝風力や太陽光などの自然エネルギーから発電された電力対価の購入により、
当該電力を使用していると見なされる「エコ価値」に対する証明書。

　平成２０年５月、議員立法により「生物多様性基本法」案が提出され、平成２０年６月に公布・施行されています。
　本書は、本法の立案者（議員）が、法律成立までの経緯や概要を解説するとともに、法律を条項ごとに解説するものです。
　本法は、野生生物や生息環境、生態系全体のつながりを保全する日本初の法律。本法を正確かつ平易に理解し、使いこなすために必携の一冊です。

　記憶に残る、記録に残す。
　幕末から150年にわたり他府県と異なる多彩で独自な北海道の出版活動を修正した待望の書！！
　北海道最古の刷り物／開拓使発行の見事な印刷物／北海道庁の多種多様な刊行物／戦占領期の活気あふれる本／終戦直後の懐かしい本、思い出す児童書／紙不足の中での出版物／手に取りたくなる豆本／有名画家による装幀本の数々

　特集：北海道の里山〜人が育む多様な自然〜
●里山からSATOYAMAへ-日本の里山の国際発信に向けて-
　文・写真：中村　浩二
●日本の里山世界の里山そして北海道の里山
　文：辻井達一
●大規模酪農地帯と森-根室フットパスづくりから見えること-
　文・写真：松村綾子
●サケが遡上し、牧草地が広がる　ウヨロ環境トラストが守る北海道的里山
　文・写真：庄子康
●里山とフラジリティ
　文・写真：草苅健
他

　特集：北国の冬を生きる
●景・北海道　白鳥のいる風景
　後藤昌美
●エッセイ獣野生絵「トド」
　岸田典大
●シムカップの森通信
　門間敬行
●【特別企画】天売島のウミガラスは今…2008シーズン繁殖の現状リポート
　寺沢孝毅
他

　野鳥の名前の由来や、見分けのポイントを知り、「名前を覚えること」を容易にする図鑑。和名だけではなく、学名や英名の由来も解説した従来にはない画期的な図鑑です。イラストを随所に掲載して、分かり易く約350種を紹介。

　日本各地で問題となっているシカによる食害。シカは栄養学的にも優れ、かつ美味しい食材であることを紹介。シカを食料資源として利用することを前向きに提案。

　身近な場所で観察することのできる両生類・はちゅう類のユニークな生態や行動を、豊富な写真で紹介します。野外観察が初めての人でも観察しやすい63種については簡単な図鑑も付いているので、野外で種を見分ける際にとっても便利。

　野鳥写真家・吉野俊幸氏が、バードウォッチャーに人気の高い猛禽類「ハヤブサ」の生態を約3年にわたり記録した生態写真集。上空からの滑降、旋回、降下、方向転換する姿、足で獲物を蹴落とし、それを空中でキャッチする独特のハンティング、岩場を利用した繁殖活動、子育て、巣立ちなどを豊富に盛り込んだ1冊。

　似ているタカの飛翔写真をずらりと並べ、その識別ポイントを徹底的に比較。その他渡り観察ポイントや必携の道具紹介などガイド情報も豊富に盛り込んだ「タカの渡りを楽しむ」ための決定本。