ecoism

2019年2月

京都一周トレイルを歩いて札幌にもと決意を新たにした。

去年12月に比叡山＆京都ウォークに行ってきた。私は1969年に1年間だけ京都市に住んでいたことがあるものの、どこもかしこも様変わりが著しく、まるで浦島太郎だった。神社仏閣は変わりようがないとはいえ、その風景はえらく変わってしまった。何しろ外国人がやたら多く、新聞TVで報道された通りだった。
でも紅葉には少し遅く、師走に入っていたせいか比叡山は静寂そのもの。今回の主目的は市内の山側に設定された「京都一周トレイル」を歩くことだった。このトレイルの総延長は百数十キロに達する。そのうちの東山と西山ルートを歩いた。山と言っても標高200メートル前後の丘陵で道はしっかりしているし、道標も完備していて快適に歩けた。分かりやすいマップが市販されていて、これがあれば迷わず歩ける。マップの売り上げはトレイルコースの維持管理費用に充てられているのもよい。ウォーカーも多く、京都の穴場になっているように感じた。
このようなトレイルを歩くにつけ、札幌にもぜひ作りたいと思わずにいられない。そういった働きかけを本格的に始める年にしていきたい。

京都市街地に隣接しているが心地よい森林内を歩ける。

至る所で道標が完備されており、道に迷う心配はない　

エコ・ネットワーク　小川　巌

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