ecoism

2019年1月

公共交通機関の料金システムを何とかしろよ!

新年明けましておめでとうございます。今年もまた道内、道外、海外を歩き回ります。お付き合いの程、旧年にも増してお願いします。
さて、当方が行ってきたウォークツアーは、エコツアーの1種とは改めて言うまでもない。例えば交通手段。人数が多いとバス、逆に少ない場合の自家用車以外の大部分は公共交通機関を利用している。1人、2人ならともかく、10人20人となると乗車券の購入に手間取るだけでなく、利用者が利用しやすい料金システムが出来ないものか、と痛感させられる。
例えば札幌市内の交通機関で考えてみよう。地下鉄は市営、バスとJRは民営なのは仕方がないとして、相互の連携がまるでなっていない。地下鉄とバスでは乗り継ぎ割引があるくらいのもの。地下鉄、バス、JRにまたがる共通乗車券など夢のまた夢のようだ。
地下鉄に限っても1日乗車券やドニチカ切符があるだけで2日券、3日券などはない。コンピューターがこれだけ発達している時代に首をかしげてしまう。
毎年冬に台湾ウォークに行っている。台北にもMRTという地下鉄が張り巡らされている。MRTを中心とした2日券、3日券がある。このカードで市内のみか近郊のバス、それにJRに相当する台鉄も利用できるから、旅行者にとって便利この上ない。札幌というよりは日本の乗車券システムとしては後進国そのものであると気付かされる。インバウンドの人達はよほど不便を感じているに違いない。そんなことも気付かずに観光立国もあったものではない。
 


エコ・ネットワーク 小川 巌


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