ecoism

2018年8月

黒松内は天然クーラーだった

久しぶりの黒松内行だった。7月29日開催の黒松内最大のイベント、ビーフ天国に行ってきたのだ。前日の28日夕方からは前夜祭で、もちろん参加した。同道したのはエコ友クラブの女性が2人だけだったが、前夜祭では黒松内の知人友人数人と繰り返しビールを酌み交わしたのは言うまでもなく美味しかった。1日目は曇り空で、暑くもなく寒くもなく、ちょうどよかった。ちなみに宿泊は添別地区にあるミニビジターセンター。名前からは宿泊施設とは誰も気付かないだろう。一緒の女性お二人は別荘以上だと喜んでくれた。
2日目は朝から強風と濃霧。予報では曇天となっていたのにいかにも黒松内らしい天気になった。ビーフ天国本番も霧雨で始まった。地元の人によれば、こんな天気をジリというのだそうだ。気温は22度前後だからしのぎ易い。札幌に電話を入れたら30度を超しているのにだ。10度の気温の開きは大きい。ジリは農作物の生育にマイナスという面はあるにしろ、夏のこの時期20度前後の気温は考えようによっては凄い魅力になるのではないか、と気付いた。根室や釧路まで行かずとも天然クーラーの土地が札幌~100km圏内にあるのだから。こんなことも今の時代、売りになるのではないか。私にとってはビーフ天国は冷涼天国であった。

エコ・ネットワーク 小川 巌


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