2.2.7 遠山先生からのお便り[目次へ] 

 遠山先生からお返事をいただきました。

 

さまに小がっこうのせいとさんへ

 みなみなさまのきちょうなおてがみをいただきまして、私はとてもよろこんでます。どうもありがとうございました。とてもかわいいせいとさんがた、今でも、目にのこっています。ありがとうね。あのちいさな手に、ムックリのひもを、ちいさな小ゆびにかって、いっしょうけんめい、おぼえようとするこのこころそのすがたを、これというのも、まつもと先生といっしょうけんめいのすがたなのだと思い、まず先生はじめせいとのみなさま、どうもありがとうございました。

 そして、みんなでいっしょうけんめいれんしゅうして、できることは心からおめでとうございますとよくがんばりましたね。私もたいへんうれしいです。今日は おしえにいってよかったなーと思ってよろこんでいますので、こんどはムックリのうたをおしえてあげますね。

ムックリのうたは

 ヨーロロカンド カンレッテー ヨーロロカンドレッテ  アーラフンヤー フンヤア オフンヤオーフンヤー

 このうたはムックリをならすことによって、ムックリのおとが天までもひびいて、そして、ちまでひびくというわけです。今私たちがすんでいるこのせかいがだいちとよばれているばしょなので 山があって、川があって、うまがあるそこにはきれいなくうきがつまっている そのなかで、あそんだり、はなしをしたり、ないたり、わらったり、おこったり、じゆうにできるだいち、すばらしいよねー。だから、すばらしいところにすんでいて、山、川、海、くうきのいいところで、おおきなはねをのばして、おべんきょうできるということは、とってもしあわせですね。そして、先生のゆうことをきちんときいているからおべんきょうもできるとおもいます。わたしもたいへんべんきょうになりました。私も、さまにしょうがっこうにいってよかったと思ってよろこんでます。たいへんべんきょうになりました。それから、せいとさんのなかには、またなにかおしえてくださいとかいてありましたが、よかったらいつでもよんでくださいね。そしてどこかであえたときは こえをかけてくださいね。よろしくおねがいしますよ。とてもかわいいさまに小がく三年生のみなさまへ、こんなきたないことばでごめんなさいませ。

             浦河町字姉茶の遠山サキ

 くるまにはじゅうぶんきをつけて、 いいこでくらすのがいちばんよい。それからりょうしんのいうことをはじめ、先生のゆうこときけばりっぱな人になる。なにごともいっしょうけんめいにがんばって下さいませ。

            げんきでがんばれ みなさま


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